アフリカのナミビアにある有名砂漠観光地を裸体で闊歩した観光客の写真がオンライン上で広がり、論議を呼んでいると、英ＢＢＣが報じた。報道によると、最近ＳＮＳにはナミビアの観光名所の一つ「ビッグダディ」砂丘で男性観光客２人が真っ裸になっている写真が登場した。

「ビッグダディ」砂丘はナミビアのナミブ・ナウクルフト国立公園にある３つの砂丘の一つで、世界最大級の砂丘の一つとして知られる。頂上から美しい景色を鑑賞でき、観光客に人気がある。

ナミビア当局が確認した結果、写真の男性はすでにナミビアを離れ、男性の国籍や写真の撮影者は確認できなかったという。


この写真を見たナミビア観光協会連盟の副会長ケネスネペンパ氏は現地メディアで「写真はひどいもので、ナミビアに対する悪いイメージを与える」と強く非難した。こうした行動はナミビアでは何をしてもよいと考える観光客を呼び込むことになると懸念を表しながらだ。

ケネスネペンパ氏はビッグダディ砂丘について観光客だけでなく自国民の心も癒やす場所だと強調した。

環境山林観光省のムユンダ報道官も「衝撃的だ」とし、こうした行為はナミビア法で処罰が可能なわいせつ行為に該当すると指摘した。また観光客とナミビア国民に向けて、こうした規定違反行為を発見すればすぐに通報してほしいと呼びかけた。

現地のネットユーザーも「観光地に対する侮辱行為」として男性らを非難した。ただ、一部のＳＮＳでは「日光浴をすることにいかなる問題もないのでは」と擁護する反応もあったと、ＢＢＣは伝えた。