韓国の輸出が前年同月比で７カ月連続増加し１１カ月連続で貿易収支黒字を記録した。

産業通商資源部は１日、こうした内容の４月の輸出入動向を発表した。４月の輸出額は５６２億６０００万ドルで前年同月より１３．８％増えた。輸入は４７億３０００万ドルで貿易収支は１５億３０００万ドルの黒字を記録した。

月間輸出増加率は昨年１０月にプラス転換してから７カ月連続でプラスの流れを継続している。


品目別に見ると輸出主力１５品目のうち１３品目の輸出が増加した。半導体輸出は６カ月連続で増加傾向を継続した。４月の半導体輸出額は９９億６０００万ドルで前年同月と比較して５６．１％増加した。

自動車輸出は６７億９０００万ドルで前年同月比１０．３％増加し過去最大額を更新してプラスに転じた。ディスプレーが１６．３％、無線通信が１１．４％、コンピュータが７６．２％など、輸出が増加した。

地域別に見れば対米輸出が２４．３％増加し過去最大輸出額となる１１４億ドルを記録した。対中輸出も９．９％増えた１０５億ドルとなった。

産業通商資源部の安徳根（アン・ドックン）長官は「４－６月期は全体的に半導体などＩＴ品目の輸出増加傾向と昨年から続く自動車、一般機械、船舶など主力品目の輸出好調傾向が続き輸出プラスの流れと黒字基調が続くと期待される」と明らかにした。