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HYBEの泥沼内紛事態…NewJeansの独創性を模倣しのか、「コンセプト著作権」が核心(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

コンセプトコピー問題に巻き込まれたILLIT(アイリット) [中央フォト]

業界ではこの事態をアイデア盗用に対する認識改善のきっかけにすべきだという声が多い。文化評論家として活動するチョン・ジウ弁護士は「アイデアは著作権保護対象ではないが、コンセプトが表現されたデザインや形態、色感を具体的に真似れば著作権侵害という接近も可能だ」とし「著作権の範囲が広くなり、不正競争防止法のような別の法でアイデアを保護する余地もある。アイドルのコンセプトが高度な努力と創作性を持って作られたのなら、法の形式だけに従うより幅広く保護する方法を探すのが現代文化産業の義務」と話した。

HYBEが売上高2兆ウォン(約2250億円)を達成して韓国最大のエンターテインメント企業に成長できた要因に挙げられてきた国内外マルチレーベル体制に対する懐疑論も出ている。絶対的な求心点もなく同じ屋根の下で売上競争をしたことでこうした事態が発生したということだ。評論家イム・ジンモ氏は「マルチレーベルは音楽産業で最も重要な多様性確保方式であり、SMエンタがマルチカラーとして最初に稼働させた」とし「HYBEは多様性でなくお金を追ったことで芸術的欠乏を自ら招いた」と診断した。

今回の事態で、潜在していたK-POP危機説が水面上に浮上した。ロイター通信は昨年のカカオとSMエンターテインメント間の経営権紛争、女性グループFIFTY FIFTYと所属事務所間の紛争まで紹介しながら、今回の事態は「K-POP産業で発生した複数の紛争の一つ」と報じた。K-POPの危機は産業への過剰没入による芸術性の後退の結果とも考えられる。イム氏は「最近のILLITとLE SSERAFIMのライブ問題で、K-POPが産業的な規模ばかりを考え、芸術的な深みを追求しないのが天下に表れた。ブリティッシュインベイジョンやヘビーメタルが成長する時も市場の認定と同時に芸術的な深みがあった。誰もK-POPの芸術性を認めない今、NewJeansは独自の道を歩んできたことを評価したい」と述べた。
HYBEの泥沼内紛事態…NewJeansの独創性を模倣しのか、「コンセプト著作権」が核心(1)

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