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HYBEの泥沼内紛事態…NewJeansの独創性を模倣しのか、「コンセプト著作権」が核心(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

コンセプトコピー問題に巻き込まれたガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)。NewJeansは5月末、国内カムバックを予定通り行う予定だ。 [中央フォト]

「NewJeans(ニュージーンズ)の母」ミン・ヒジン代表の「泥沼化ドラマ」が話題だ。経営権奪取疑惑で芸能事務所HYBE(ハイブ)の監査を受けた傘下レーベルADOR(アドア)のミン・ヒジン代表が25日、暴言と嗚咽の「怒り爆発」記者会見をし、世間を驚かせた。

発端は、最近デビューしたガールズグループILLIT(アイリット)が妙にNewJeansをコピーしているという主張が出てきたことだ。NewJeansはK-POPを代表するHYBEがSMエンターテインメントで活躍したビジュアルディレクターのミン・ヒジン氏を迎えて設立したレーベルADORで2022年にデビューしたガールズグループで、「BTS妹グループ」として知られている。男性のファンタジーに合わせた「セクシー」と「清純」を行き来したガールズグループのクリシェを覆した独歩的なコンセプトで、誕生と同時に「同年代のワナビー」となった。

ところが3月、HYBEのもう一つのレーベル「BELIFT LAB(ビリーフラボ)」でパン・シヒョク議長が自らプロデュースしたILLITをめぐり、ミン代表が「NewJeansのコンセプトとマーケティング方式をそのままコピーした」とし「内部告発」形式で抗議したのだ。これに対しHYBEは経営権奪取疑惑を提起し、ミン代表らを業務上背任容疑で告発した。代表職の辞任も要求されていたミン代表は「NewJeansの文化的成果を守るための正当な抗議」と反発した。


複雑に見える一連のドラマのプロットの核心は「NewJeansの文化的オリジナリティをILLITが侵害したか」をめぐる攻防だ。ミン代表はILLITだけでなく男性グループのTWSやRIIZEまでが「NewJeansの亜流グループ」として自身のオリジナリティを主張し、「コンセプト著作権」という新造語まで出てきた。これをめぐる論争が激しくなっている。NewJeansもデビュー当初、90年代の日本の女性グループ「SPEED」と似ているという指摘があり、「BLACKPINK以降にも女性グループが次々と登場したが、ならテディ(プロデューサー)はどうなるのか」「時代のアイコンになったので亜流の登場は当然だ」 「ミン・ヒジンの意識過剰」というコメントも多い。

ところが専門家らの見方は異なる。音楽市場では「サムシング・ニュー」、すなわち新しいものが絶対的であり、アイデアとコンセプト自体が尊重されるべきということだ。大衆音楽評論家のイム・ジンモ氏は「ILLITがNewJeansの概念をコピーしたということを誰もが認めれば、ミン・ヒジンも説得力がある」とし、暴言の記者会見をめぐっても「この国で暴言まで吐いて自信満々に自分のメッセージを伝えた人がいるだろうか。そのような度胸で作ったのがNewJeans」と話した。


HYBEの泥沼内紛事態…NewJeansの独創性を模倣しのか、「コンセプト著作権」が核心(2)

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