ＳＫハイニックスは２５日、１－３月期の営業利益を２兆８８６０億ウォン（約３２５５億円）と公示した。これは市場見通しを大きく上回る成績で、メモリー半導体の業績が回復する中で「アーニングサプライズ」を収めたと分析される。

売り上げは１２兆４２９６億ウォンで前年同期比１４４．３％増加し、営業利益は前年同期３兆４０２３億ウォンの赤字から黒字に転換した。純利益は１兆９１７０億ウォンでやはり黒字に戻った。

今回の業績は市場の予想を上回った。金融情報会社ＦｎガイドはＳＫハイニックスの営業利益の証券会社見通し平均が１兆８５５０億ウォン、売り上げが１２兆１５７５億ウォンと集計した。


ＳＫハイニックスは「ＨＢＭなどＡＩメモリー技術リーダーシップを基にＡＩサーバー用製品の販売を増やす一方、収益性中心経営を持続した結果、前四半期比で営業利益が７３４％増加した。ＮＡＮＤもやはりプレミアム製品であるｅＳＳＤ販売の割合が拡大し、平均販売単価（ＡＳＰ）が上昇して黒字転換に成功した」と説明した。