「三養(サムヤン)食品」の「ブルダック炒め麺」
米国ニューヨーク・タイムズ(NYT)は19日(現地時間)、「カルボブルダックを手に入れられるよう幸運を祈る」と題する記事を通じて、カルボブルダックの人気に光を当てた。NYTは「ピンク色の外装とやや辛い内容物で構成された韓国製インスタントラーメンがオンラインで口コミにのって猛烈な勢いで販売を伸ばしている」とし「1月カルボブルダックに対するグーグル検索量は前年度同期に比べて5倍増加した」と伝えた。
あわせて最近ソーシャルメディアで話題になったカルボブルダック関連の映像を紹介した。メディアによると、今月初めTikTok(ティックトック)では誕生日プレゼントにカルボブルダックをプレゼントされた少女が喜びの涙を流す映像が大きく話題になった。この33秒ほどの映像は5770万回を超える再生回数を記録し、コメントが4万3000件つけられた。
先月には米有名女性ラッパーであるカーディ・Bがカルボブルダックを作る映像をTikTokに投稿して目を引いた。カーディ・Bはカルボブルダック動画をたくさん見たとし、車を30分運転してカルボブルダックを手に入れることができたと話した。カーディ・Bはチーズと牛乳を入れて作ったカルボブルダックを食べた後「おもしろい製品」(fun product)と評した。この動画は1カ月で3200万回以上再生された。
NYTは「芸能人でも手に入りにくいラーメンの人気を立証した格好」としながら「このラーメンは韓国食料品店はもちろん、アマゾン、ウォルマートなど米流通業者からも販売されているが、インターネットには完売で手に入れるのが難しいというコメントが次々と書き込まれている」と紹介した。
メディアはカルボブルダックの人気要因として、手軽でありながらも、どこででも手に入れられる材料で自由にレシピを変えて高級なカルボナーラの味を出すことができるという点を挙げた。
カルボブルダックは「鶏肉の激辛炒め(ブルダック)」の辛さにまろやかなクリームを加えてクリームパスタ味を再現し、辛さをオリジナルブルダック炒め麺の半分水準に下げた製品だ。
カルボブルダックをはじめとするブルダック炒め麺が海外で人気を呼び、三養食品の海外売上は昨年初めて8000億ウォン(約900億円)を越えた。昨年海外売上は8093億ウォンで、前年比34%増加し、全体売上に占める割合は68%に増えた。
この記事を読んで…