ピョルチ1-2型は従来の「ポンゲ(=稲妻)」系列地対空ミサイルの進化型と推定される。一部では、ロシアのS-300、S-400ミサイルをモデルにポンゲ系列ミサイルを開発してきた北朝鮮が最近、ロシアの技術支援で運用性を誇示するほど地対空ミサイルで技術的進展を遂げたのではという分析も出ている。発射台だけを公開したポンゲ系列と違い、指揮統制車両とレーダーが共に写った姿でピョルチ1-2型を公開した点もこのような推論を後押しする。
また現在、群山(クンサン)で韓米連合編隊軍総合訓練(KFT)が進行中という点も考慮する必要がある。北朝鮮の原点打撃を狙う韓米ミサイルと戦闘機訓練に対応が可能という「迎撃自信」を表しながら、これまで劣勢だった防空網をピョルチ1-2型で補完したという一種の示威ともみることができる。
北朝鮮、新たな名称の巡航・地対空ミサイル同時公開…「矛と盾」で増援戦力遮断狙いか(1)
また現在、群山(クンサン)で韓米連合編隊軍総合訓練(KFT)が進行中という点も考慮する必要がある。北朝鮮の原点打撃を狙う韓米ミサイルと戦闘機訓練に対応が可能という「迎撃自信」を表しながら、これまで劣勢だった防空網をピョルチ1-2型で補完したという一種の示威ともみることができる。
北朝鮮、新たな名称の巡航・地対空ミサイル同時公開…「矛と盾」で増援戦力遮断狙いか(1)
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