中国電気自動車企業BYDが北京モーターショーで展示する予定のSUV「豹8」の予想イメージ。「豹5」の後続で大型SUVと推定される。 [写真 BYD]
BYDは新車3モデルを北京モーターショーで公開する予定という。SUV「豹8」、スーパー3クロスオーバーコンセプトカー、スーパー9スポーツコンセプトカーだ。「豹8」はBYDが昨年発表した中型SUV「豹5」の後続モデルの大型SUVと推定される。BYDは「豹8」の価格をまだ公開していない。プラグインハイブリッド(PHEV)モデルで開発された「豹5」は28万9800元(約600万円)で、昨年末から中国国内で販売が始まった。自動車業界ではBYDが韓国市場に「豹5」を出すという見方がある。これとは別にBYDが開発中の電気ピックアップトラックを北京モーターショーで初めて公開するという噂もある。
世界1位の電気自動車バッテリー企業CATLはモーターショー行事場所に別にブースを設ける。中国電気自動車市場でCATLの市場シェアは44%にのぼる。CATLは最近電気自動車を発表したシャオミと提携し、北京近郊で電気自動車バッテリー工場の建設に着手した。韓国バッテリー業界の関係者は「中国企業が次世代バッテリーと呼ばれる全固体電池などを発表する可能性があり、注目している」と話した。