ダイバーが貨物船に付着していたフジツボを除去している途中、船底に隠されていた大量のコカインを発見して海洋警察が捜査に入った。
10日、韓国蔚山(ウルサン)海洋警察署などによると、6日に蔚山温山(オンサン)港第3埠頭で「不審な物体を発見した」というダイバーの通報があった。
海洋警察が確認した結果、この物体の正体は28キロに達するコカインだった。1回の使用分を0.03グラムと計算すると、一度に93万人が同時使用できる量だ。
コカインは船舶の海水吸入口で見つかった。最近国際的に海水流入口などに麻薬を秘密裏に載せて運ぶいわゆる「パラサイト」手法が盛んに行われている。
実際、1月に釜山(プサン)新港に停泊していた貨物船からコカインと推定される麻薬100キロが見つかったが、当時も海水吸入口に隠されていた。
今回コカインが見つかった船舶は、韓国で建造されてシンガポールに賃貸に出された貨物船で、カナダなどを経て5日に温山港に入港していたという。次の目的地はニュージーランドだった。
乗船していた船員約10人は全員外国人で、海洋警察は彼らに対して麻薬流通ルートを捜査している。
海洋警察関係者は「押収された麻薬は価格帯が高く、国内で一般的に取り引きされていない種類」とし「国内搬入用だったのか、他国へ運搬中だったのか調査中」と伝えた。
10日、韓国蔚山(ウルサン)海洋警察署などによると、6日に蔚山温山(オンサン)港第3埠頭で「不審な物体を発見した」というダイバーの通報があった。
海洋警察が確認した結果、この物体の正体は28キロに達するコカインだった。1回の使用分を0.03グラムと計算すると、一度に93万人が同時使用できる量だ。
コカインは船舶の海水吸入口で見つかった。最近国際的に海水流入口などに麻薬を秘密裏に載せて運ぶいわゆる「パラサイト」手法が盛んに行われている。
実際、1月に釜山(プサン)新港に停泊していた貨物船からコカインと推定される麻薬100キロが見つかったが、当時も海水吸入口に隠されていた。
今回コカインが見つかった船舶は、韓国で建造されてシンガポールに賃貸に出された貨物船で、カナダなどを経て5日に温山港に入港していたという。次の目的地はニュージーランドだった。
乗船していた船員約10人は全員外国人で、海洋警察は彼らに対して麻薬流通ルートを捜査している。
海洋警察関係者は「押収された麻薬は価格帯が高く、国内で一般的に取り引きされていない種類」とし「国内搬入用だったのか、他国へ運搬中だったのか調査中」と伝えた。
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