米国のバイデン大統領(左)と日本の岸田文雄首相(右)。
この日、岸田首相の出国に合わせて米国・英国・オーストラリアの国防長官は共同声明を通じて「米英豪3カ国安全保障枠組み(AUKUS=オーカス)の『ピラー2(第2の柱、Pillar II)プロジェクト』に日本が合流する方案を議論している」と発表した。オーカスはオーストラリアに原子力潜水艦を提供するピラー1と、海底・量子技術・人工知能(AI)・サイバー・極超音速・電子戦武器などを共同開発するピラー2で構成されている。日本がピラー2に合流することになれば米国と未来先端武器技術を事実上共有することになる。インド太平洋で中国の脅威に対応するオーカスが、日本が参加する「JAUKUS」(Japan+AUKUS)に変貌する様相だ。
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