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日章旗掲げたホワイトハウス…日本「格子型安保」の中心国に浮上か(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
エマニュエル大使は格子型安保戦略を構成する要素としてAUKUSとともに米日印豪の安全保障の枠組みであるクアッド、キャンプ・デービッドでの首脳会議で構築された韓米日三角同盟、11日に予定された米日フィリピン3カ国首脳会議を挙げた。日本がAUKUSに合流すれば日本は米国主導のすべての核心多国間協力体に参加する唯一の同盟国になる。

事実上米国と安保を分業する役割を任されることになる。この席でエマニュエル大使は「大西洋とインド太平洋は分離できない単一な戦略的領域で、(格子グループを)包括的全体で統合することになるだろう」と話した。こうした構想が実現するならば日本の役割がインド太平洋を超えて拡大することもできる。

◇日本「米国と肩並べる準備できた」


山田大使はこの日の対談で、「日本が米国のパートナーとして世界的問題に対して米国と肩を並べて協力する準備ができている点を強調するだろう。今回の会談は両国関係で新しい時代の最初のページになるだろう」と話した。また「日本の革新的変化と安保政策、経済状況について話す」として国防予算をGDPの2%に拡大し、武器輸出禁止条項を改正するなど最近の「正常国家化」と関連した基調を説明した。

これと関連してエマニュエル大使は「(平和憲法以降)60年間の構造が今後の60年にも適合するか悩んだ。答は『いや、そんな必要はない』だ」と話した。その上で「米日が異なる構造を持つようになるという事実は疑いの余地がない」と話した。

訪米前に岸田首相はメディアインタビューで、日本の抑止力と軍事的対応能力を育てるのは日米同盟のために必須だと話した。このため武器の共同開発・生産とともに在日米軍・自衛隊の指揮統制と関連した長期ビジョンに合意する可能性も示唆した。フィリピンに自衛隊を派遣することも議論されている。

現在3つ星将軍である在日米軍司令官を実質的作戦権を持つ4つ星将軍に格上げする案が議論され、外交界では「米国が長期的に東京に北東アジア司令部を創設して韓米連合司令部の役割を統合する可能性も排除することはできない」という観測も出ている。実際に米国のアジア核安保政策を総括したリチャード・ローレス元米国防副次官は最近中央日報とのインタビューで「対北朝鮮対話の進展がなければインド太平洋軍司令部、韓国、日本をさらに深く統合しなければならない」として北東アジア司令部創設の可能性に肯定的な立場を明らかにした。

外交消息筋は「現実的にすぐ実現される可能性は低いが、北東アジア司令部の創設は北朝鮮を狙った在韓米軍の性格変化を意味する。北朝鮮を防がなければならない韓国の立場では米国に反対しなければならない状況に置かれることになりかねない」と懸念する。


日章旗掲げたホワイトハウス…日本「格子型安保」の中心国に浮上か(1)

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