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「ナチみたい」…販売中止となった独サッカーチームの背番号「44」ユニフォーム

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドイツの国旗

アディダス(ADIDAS)がフォントのためにナチス軍事組織である親衛隊(SS・Schutzstaffel)のロゴを連想させるという指摘が提起されたドイツサッカー代表チームの背番号「44」のユニフォームを販売しないことにした。



1日(現地時間)、DPA通信などによると、アディダスの報道官は背番号「44」のユニフォームの注文を中止すると明らかにした。


アディダスはユニフォームを販売し、それぞれ選択した名前と背番号を刻むサービスを提供してきた。「ヒトラー」などナチスに関連した名前はすでに遮断されているが、ここに背番号「44」を追加するということだ。

先月14日に公開されたドイツのサッカーチームの新しいユニホームは、遠征用に破格的にピンク色を導入し、ファンの批判を浴びた。特に、背番号「44」を刻むと、フォントデザインのために親衛隊SSのロゴに見えるという指摘まで提起された。

アルファベットのS2つを角張ったようなSSロゴの「ジークルーネ」は,古代ゲルマン族のルーン文字に由来するとされている。ハーケンクロイツとともにナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)の代表的象徴としてドイツで使用が禁止された。

ただ、サッカー代表チームの選手たちは背番号を23番までつけるため、44番が刻まれたユニホームを着ることはない。

報道官は「約100カ国出身の人々がアディダスに勤めており、反ユダヤ主義、暴力などすべての形の憎悪に対抗して積極的にキャンペーンを行っている」とし「これが私たちの意図だったという主張は事実ではない」と強調した。

一方、ドイツは6月、ホームで欧州サッカー選手権大会(ユーロ2024)を行う。親善試合でフランスとオランダを相次いで破り、ファンの期待を高めた。



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