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<大リーグ>防御率45.00→9.00→45.00(?)→7.50、最高額ルーキー山本の一日

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドジャースでチームメートになった大谷(左)と山本 [共同取材団]

最高額ルーキー山本由伸(26、LAドジャース)がメジャー2回目の登板で好投した。危うく雨でノーゲームになるところだったが、しっかりと投げた。山本は31日、米カリフォルニア州LAドジャースタジアムで行われたセントルイス・カージナルス戦に先発登板した。



3月21日に高尺(コチョク)スカイドームで行われたソウルシリーズ第2戦でメジャーデビューして以来10日ぶりの登板だった。当時、山本はメジャーの洗礼を浴びた払った。1イニングを4被安打2四死球2奪三振5失点と崩れた。1回に打者が一巡し、2回からはマイケル・グローブがマウンドを受け継いだ。チームメートで代表チーム先輩の大谷翔平が励まし、チームも接戦に持ち込んだが、表情は暗かった。フォーシームの威力が落ち、制球も乱れた。


山本は日本プロ野球最高の投手だった。2017年にオリックス・バファローズでデビューし、2021年から23年までは3シーズン連続で投手4冠となり、沢村賞を受賞した。こうした実績から米国に進出して12年・総額3億2500万ドル(約465億円)でドジャースと契約した。しかしデビュー戦では苦い経験をした。

米国での初戦は違った。1回からブレンドン・ドノバン、ポール・ゴールドシュミット、)ノーラン・ゴーマンを連続で空振り三振に仕留めた。カーブ、スプリット、フォーシームなど決定球も多様だった。2回も1安打を許したが、三振などで無失点に抑えた。3回、4回は三者凡退で終えた。この日の試合前に45.00だった防御率は9.00になった。

しかし山本の好投は雨に流されるところだった。ドジャースの4回裏の攻撃の後、試合が中断したのだ。5回まで達していなかったため、ノーゲームになれば山本の記録もなくなる状況だった。幸い、試合は再開され、山本は5回にも登板した。

二死後に山本はアレク・バールソンに二塁打を許したが、ブランドン・クロフォードを抑えて失点はしなかった。ドジャースが5回裏に2点を挙げ、勝利投手の要件も満たした後、6回表にダニエル・ハドソンにマウンドを譲った。5イニングを2安打無四死球5奪三振の無失点に抑えた山本の防御率は7.50まで下がった

しかし初勝利はこの日もつかめなかった。7回に登板したジョー・ケリーが3失点し、山本の勝利がなくなった。セントルイスは7回に5点を奪い、5-2で逆転した。ドジャースはムーキー・ベッツの本塁打などで5-5の同点に追いついたが、勝者はセントルイスだった。延長10回表にゴールドシュミットのゴロで1点を挙げたセントルイスはガジェゴスが10回裏を無失点に抑えて勝利した。



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