別れた交際相手にストーカー行為をして家に侵入し猫を洗濯機に入れて殺した２０代の男が執行猶予を宣告された。

清州（チョンジュ）地裁は３０日、ストーカー犯罪の処罰などに関する法律、動物保護法違反などの容疑で起訴された２３の男に懲役１年６月、執行猶予３年を宣告したと明らかにした。

男は昨年１２月に元交際相手の女性宅に窓から入り、女性が飼っていた猫を洗濯機に入れて回して殺した後、死骸を自身が通う大学の清掃用具入れに捨てた疑惑を受ける。


男はまた、女性と別れてから１７回にわたり女性の自宅近くで待ち伏せたり電話でストーカー行為をした容疑もある。

男は猫を殺した後、女性まで殺すという予告を大学のオンラインコミュニティに投稿して脅迫した容疑もあるが、この件は女性と和解にが成立した。

脅迫罪は被害者が望まなければ加害者を処罰できない反意思不罰罪だ。

裁判所は「男は過ちを反省しているが、全般的な犯行内容や方法などを見れば罪質は非常に悪い。被害者の精神的苦痛と衝撃が非常に大きくみえる点などを斟酌した」と判示した。