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ロシア、テロ後に「ゼノフォビア」拡散

ⓒ 中央日報日本語版

ロシアの国旗

ロシア・モスクワ郊外のコンサートホールで137人の犠牲者を出したテロが起きた。その後ロシアでは軽犯罪であっても犯人の外国人は追放すべきという国会議員の主張が出てくるなどゼノフォビア(外国人嫌悪)が拡散している。

ロシアのダワンコフ下院副議長はテロ2日後の24日、テレグラムに「良心的に働きたい人だけでなく露骨な悪を望む人々もロシアに来るのは簡単だ。軽犯罪を犯しても追放するなどあらゆる範囲の措置が必要だ」と投稿した。

ミハイル・シェレメト下院議員も最近西側の情報機関が移住者を利用してロシア国内の状況を不安定にさせる恐れがあるとし、「移住を規制して国内安保を守らなければならない」と主張した。


ロシア労働社会保障省は移住労働者が事前に登録した勤務地と異なる場所や会社で勤める場合、15日以内に強制出国させる法案提出を準備しているとロシアメディアが伝えた。

ロシアの一部地域ではロシア人が移民の所有という理由で建物に火を付けたり、路上でタジキスタン出身の移民を無差別で暴力を振るう行為も発生した。

ロシアのクラスノフ検事総長は26日、「昨年ロシア国内の移民者犯罪が前年比75%増加した。市民の安全確保と外国人労働力活用にともなう経済的合理性の均衡を合わせる必要がある」として外国人嫌悪をあおる発言をした。



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