ジゼル・ブンチェンがインスタグラムに投稿した写真。ブンチェンは最近、健康な生き方に注目している。[写真 ジゼル・ブンチェンのインスタグラム]
ブンチェンはニューヨーク・タイムズ(NYT)が24日(現地時間)に公開したインタビューで「乗馬の途中に落馬をして骨が折れた経験も役に立った」と打ち明けた。ブンチェンは、最初は自然治癒方式に固執したが、X線写真を見て気を取り直したという。NYTに「骨が粉々になっていた」として「私の体の音に耳を傾けなければと思った」と話した。当時、彼は40歳になり、結婚生活は不幸の頂点に立っていた。また米国フットボールの看板スター、トム・ブレイディと2009年に結婚し、息子と娘を一人ずつ産んだ。
ブンチェンは落馬事故から回復した後の2022年、自分の体だけでなく人生を直すことも始める。ブレイディと離婚し、ブレイディの選手生活のために居住していたマサチューセッツを離れ、一年中暖かいフロリダに引っ越す。その後、ブンチェンが子供たちの柔術先生と一緒にいる写真がパパラッチによって公開され、ブンチェンが不倫をしたという噂が事実のようにソーシャルメディアに広がる。NYTは「ブラディも女性といる写真が公開されたが、(彼の)不倫説は飛び交わなかった」と批判した。
ブンチェンは昨年、雑誌社「ヴァニティフェア(Vanity Fair)」とのインタビューで「不倫説は完全な嘘」とし「トムのファンは『ジゼル・ブンチェンが彼の選手生活の引退を望んだために関係が悪くなった』とも言っていたが、やはり嘘」と話した。それなら、なぜ離婚したのだろうか。ブンチェンは「私が望むほどトムが家族と一緒に時間を過ごせなかったと感じたのは事実だ」と話した。
また、今回のNYTインタビューでは「不健康な関係を断ち切ると決心する女性には、このような噂が付きまとうようだ」として「二人の間のことは二人だけが知る」と話した。また現在の恋愛状態を尋ねるNYTに「新たに交際する人はいる」としながらも「友達から今の関係に発展したが、このように純粋な関係は初めて」と話した。しかし、「私の人生を再びタブロイド(ゴシップ専門メディア)のエサにやりたくない」と述べた。
今回のブンチェンの本についてNYTは「ブンチェンの初めての料理本」と紹介した。2作目も「準備中」という意味に読まれる部分だ。ブンチェンがいきなり料理研究家に変身したわけではない。ブンチェンは本の冒頭に「レシピは料理研究家たちの力を借りた」と書いた。
NYTに「私の若い時期を振り返ると、健康に本当に良くないことだらけだった」として「その多くのカフェインやお酒・タバコに加え、仕事のために徹夜をし、何かをしなければならないという考えで自らを追い詰めた」と話した。そのような経験をもとに、体と心に良い習慣をつけることが大事だという点を体得したという。さらに昨年、ヴァニティフェアとのインタビューでも「人生とは結局、ダンスを踊るようなことだ」として「ダンスでバランスを取ることが重要であるように、人生もバランスを取ることが大事」と話した。
ブンチェンは40代でも相変わらずファッション界のアイコンだ。NYTは「依然として数多くの高級ブランドがジゼル・ブンチェンとの作業を望み、ブンチェンは途方もない収入を稼いでいる」と伝えた。また「新しい人生のシーズン2を生きることになったようだ」として「ファッション界の引退はしなくても、これまでの人生を終わり新しいシーズンを準備したい」と伝えた。
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