英国上・下院議員が２６日（現地時間）、北朝鮮に抑留されて帰って来ることができない拉致者・抑留者・国軍捕虜の象徴であるワスレナグサバッジをつけてこ彼らの送還を求めた。

この日、「北朝鮮問題に関する超党派議員グループ（ＡＰＰＧ　ＮＫ）」所属議員はロンドン・ウェストミンスター下院で韓国政府と連帯して北朝鮮抑留者を忘れないという思いを込めた「ワスレナグサバッジ着用行事」を行った。

ＡＰＰＧ　ＮＫ共同議長であるジェフリー・クリフトン＝ブラウン（Ｇｅｏｆｆｒｅｙ　Ｃｌｉｆｔｏｎ－Ｂｒｏｗｎ）下院議員とデビッド・アルトン上院議員、元共同議長であるフィオナ・ブルース（Ｆｉｏｎａ　Ｂｒｕｃｅ）下院議員は、韓国政府との連帯に対する意向を明らかにして北朝鮮抑留者の送還を促す声明を朗読した。


ＡＰＰＧ　ＮＫ共同副議長であるキャサリン・ウェスト（Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ　Ｗｅｓｔ）下院議員とソニー・レオン上院議員も声明に名前を連ねた。

彼らは声明で「ＡＰＰＧ　ＮＫは弾圧や迫害を受ける北朝鮮の２６００万人のために声をあげ、自由の価値を増進するために長い間取り組んできた」とし「我々はこのような点で韓国政府と連帯の象徴としてワスレナグサバッジを着用する」と明らかにした。

続いて「抑留者が愛する家族と再会することができるように彼らの即時解放を北朝鮮当局に求める」と強調した。

今回の行事は韓国の金暎浩（キム・ヨンホ）統一部長官が英国議会に北朝鮮抑留者の送還のために連帯を呼びかける書簡とワスレナグサバッジを送ったことがきっかけとなった。

これに先立ち、韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領をはじめとする国務委員は、この日国務会議で国軍捕虜・拉致者・抑留者を忘れないという意志を込めてこのバッジを着用した。

ＡＰＰＧ　ＮＫは北朝鮮の人権と民主主義の促進のための解決策を模索し、北朝鮮と北朝鮮の人々が直面した問題に対する理解を高めようとする目的でスタートした英国議会内議員の超党派グループで２０人が参加している。