チャールズ3世
義父と嫁の間の2人は、1月に同じ時期に同じ病院に入院し、関係が仲睦まじくなったという現地報道が出た。これまでチャールズ3世国王とキャサリン皇太子妃が入院した当時の状況はよく知られていない。
24日(現地時間)、英ザ・タイムズによると、チャールズ3世国王は今年1月、ロンドン・クリニックで入院中に不自由な足取りで嫁の病室をよく訪れた。自分も前立腺肥大症で治療を受ける途中、腹部手術をした嫁を慰めるためだった。
チャールズ3世と近い消息筋はザ・タイムズに「国王は治療中なので歩きにくかったが、嫁に会うために患者服を着たまま病院の廊下を行き来した」とし「入院中に嫁を励まして支持した」と説明した。
また、別の消息筋はメディアにチャールズ3世国王とキャサリン皇太子妃が以前から仲が良かったが、同じ時期に闘病してさらに近く、仲睦まじい間柄になったと伝えた。
チャールズ3世は先月5日、前立腺肥大症の治療中にがんの診断を受けたと公開した。22日、長男の嫁であるキャサリン皇太子妃は腹部手術後の検査でがんが発見されたと明らかにした。チャールズ3世は皇太子妃が直接自身の闘病事実を映像で伝えた後、「嫁の勇気が誇らしい」と述べた。ただし、2人ともがんの種類と段階などは公開していない。
同紙は、これまで仲が悪かったカミラ(76)王妃とウィリアム(41)皇太子が、ここ数週間で親しくなったとも伝えた。同時に、各自の配偶者が闘病中の状況に直面し、随時電話連絡を交わしているという。
この日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「カミラ王妃は夫と嫁の闘病で王室が危機に陥った状況で安定を与える人物として浮上している」と評価した。チャールズ3世が皇太子時代から内縁関係だったカミラ王妃は、1997年ダイアナ皇太子妃が死亡した後、2005年に結婚した。
一方、CNNは「王室の中心人物である国王と皇太子妃のがん闘病で王室は大きな危機に直面した」と指摘した。ウィリアム皇太子も幼い3人の子供の面倒を見るために国王と皇太子妃の公式業務を代わりにするのに限界があるという理由からだ。また、国王と皇太子妃の闘病で存在感が高まったというが、カミラ王妃は王室構成員の中で支持率が国王、皇太子夫妻より低い状況だ。
この日、チャールズ3世ががん治療の速度が期待より遅く落ち込んでいるというニュースを王室の家族構成員が伝えたりもした。国王の甥ピーター・フィリップス(46)はスカイニュースとのインタビューで「国王は自分がやりたいことができないという事実に挫折している。職員・医師・看護師に『私にこれができるだろうか』と尋ねる」と伝えた。
一方、テレグラフはこの日、消息筋を引用して「英国政府高官は皇太子妃の健康をめぐりネット上に陰謀論をまき散らす背後として中国・ロシア・イランなど敵対国があると懸念している」と報じた。皇太子妃が1月に腹部手術を受けて公務に姿を現わさないと、危篤説、夫婦不和説など様々なデマが広がった。これに先立って、英紙ガーディアンはチャールズ3世国王が逝去したという偽ニュースをロシアメディアが広げたと伝えた。
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