日本人メジャーリーガー大谷翔平（３０、ＬＡドジャース）の「ソウル旅行」が幕を下ろした。大谷は２０２４メジャーリーグ（ＭＬＢ）「ワールドツアーソウルシリーズ」のため１５日に訪韓した。



ソウルシリーズは韓国で初めて開催されるＭＬＢシーズン試合だ。ＬＡドジャース－サンディエゴ・パドレスは２０、２１日に高尺（コチョク）ドームで開催された「ソウルシリーズ」で２０２４シーズン開幕戦を行った。


ソウルシリーズは大谷の出場でさらに大きな関心を集めた。昨季までＬＡエンゼルスでプレーした大谷は昨年１２月、ドジャースと１０年・７億ドル（約１０６０億円）で契約した。ドジャースがシーズン開幕戦を高尺（コチョク）ドームで行うことになり、「ドジャースマン」大谷は韓国のファンが最初に見ることになった。

大谷はソウル行きを控えて妻を公開し、話題の中心になった。大谷は先月、自身のＳＮＳで結婚したことを伝えたが、相手女性については明らかにしなかった。しかし１５日、韓国行き飛行機の前で撮った写真をＳＮＳに掲載し、妻が元日本女子プロバスケット選手の田中真美子ということを自然な形で知らせた。

大谷はドジャースのユニホームを着て初安打も放った。２０日、サンディエゴとのシーズン開幕戦で５打数２安打１打点１盗塁をマークし、自身の真価を遺憾なく発揮した。球場を訪れた大谷の妻は大谷がヒットを打つたびに喜んで大谷の母とハイパイブする姿がテレビ画面に映った。

しかし２１日のソウルシリーズ第２戦を控え、大谷の通訳の水原一平氏が違法賭博と窃盗疑惑で告発されたことが伝えられた。ＥＳＰＮは消息筋を引用し、大谷の口座から消えた金額が少なくとも４５０万ドルにのぼると明らかにした。大谷と一挙手一投足を共にしてきた水原氏の衝撃的な逸脱が伝えられると、球団は直ちに水原氏を解雇した。

多事多難のソウル旅行を終えた大谷は試合の後、選手団と共にチャーター機に乗って米国に戻った。