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MLBソウルシリーズに集まった各界の大物たち「スターたちのパーティ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

20日、メジャーリーグ(MLB)ワールドツアー・ソウルシリーズの開幕戦に訪れた俳優チャ・ウヌ。[写真 クーパンプレイ(COUPANG PLAY)キャプチャー]

メジャーリーグ(MLB)公式開幕戦が開かれた20日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームには球界をはじめ各界の有名人たちが総出動した。韓国野球を盛り上げた朴賛浩(パク・チャンホ)と柳賢振(リュ・ヒョンジン)をはじめ、米国と日本の野球を代表するレジェンドたちが高尺ドームに大集結した。また、政財界や芸能界からも多くの名士やスターが観戦に訪れ、韓国国内で初めて開かれたメジャーリーグ公式試合を現場で楽しんだ。



この日高尺ドームでは午後7時からLAドジャースとサンディエゴ・パドレスの開幕戦が開かれた。メジャーリーグワールドツアー・ソウルシリーズの一環として行われた今回の開幕戦は早くから熱い関心を引いていた。ナショナルリーグ西地区でライバルとして火花を散らしているドジャースとサンディエゴ選手団の訪韓はもちろん、大谷翔平という特級スターがドジャース移籍後の正式デビュー戦を飾るという点で世界の視線が注がれた。


高尺ドームの現場は午後の早い時間から混雑した。少しでも早く雰囲気を楽しもうとするファンでスタジアムは多くの人々でごった返した。

会場内部は一層熱かった。ドジャースとサンディエゴの選手たちがウォーミングアップのためにグラウンドに登場すると各自スマートフォンを取り出して思い出を保存した。特に大谷がしばらくランニングのために出てきた時間には各国取材陣も忙しく動いてシャッターを押した。

試合を前に見慣れた面々も続々と観客の前に現れた。メジャーリーグ開幕戦ということでレジェンド級のスターが高尺ドームに勢揃いした。デーブ・ウィンフィールドやケン・グリフィー・ジュニア、CC・サバシア、アダム・ジョーンズら往年のスターたちがドジャースとサンディエゴの選手たちとの話に花を咲かせた。特に1980年代に一時代を築いた元外野手のウィンフィールドがトレーニング時間の終盤にグラウンドに向かって歩いてくるとドジャースのデーブ・ロバーツ監督が帽子を取って挨拶して敬意を表する場面もあった。

韓国野球のレジェントたちも大集合した。金卿文(キム・ギョンムン)元NCダイノス監督をはじめ、過去ボストン・レッドソックスでプレーした金炳賢(キム・ビョンヒョン)、今シーズンは古巣ハンファ・イーグルスに戻った柳賢振らが開幕戦を楽しんだ。

大谷とダルビッシュ有、山本由伸、松井裕樹らドジャースとサンディエゴに所属する日本選手たちが多いことから、日本野球スターも大勢やってきた。古田敦也をはじめ松坂大輔、上原浩治、藤川球児らはグラウンドで自国取材陣と長く話を交わしていた。

また、この日祝賀公演を行った韓国ガールズグループaespa(エスパ)と世界的な人気を自慢するスターのチャ・ウヌらも世界トップクラス選手による試合を見守った。

この日のハイライトはやはり始球式だった。ドジャースとサンディエゴの両チームでプレーした朴賛浩が始球式に登場した。今から30年前の1994年、ドジャースのユニホームを着て最初のコリアンビッグリーガーになった朴賛浩は、右半分がドジャース、左半分がパドレスのユニフォームがひとつになった特別ユニフォームを着て登場し、全盛期を彷彿とさせる投球を披露した。この日、朴賛浩のボールはサンディエゴ遊撃手の金河成(キム・ハソン)が受け止めて一層意味深いものとなった。

これに先立って取材に応じた朴賛浩は「30年前はその後に起きることについて全く想像できなかった。それだけ今日韓国で開かれるこの開幕戦は本当に特別な意味を持つ」としながら「今日の試合は誰が勝たなければならないという気持ちはない。国内で初めて開かれる歴史的な開幕戦であるだけに、ドジャースとサンディエゴがメジャーリーグらしい最高の水準を見せてほしい」と語った。



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