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50余年前に死んだ胎児が子宮の中に…ブラジル81歳女性が死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]

ブラジルで80代女性が激しい腹痛で病院を訪れたところ、子宮の中から50余年前に死んだ胎児が見つかった。女性は緊急手術を受けたが結局亡くなった。



19日(現地時間)、ブラジル報道機関「G1」によると、マットグロッソ・ド・スル州アラウ・モレイラ市に住む今年81歳の女性は14日、尿道感染症状と腹痛で地域の病院を訪れた。


医療スタッフがコンピュータ断層撮影(CT)を行った結果、この女性の子宮の中から石灰化した胎児(石胎)を発見した。

女性は産婦人科専門医による胎児除去手術を受けたが、翌日亡くなった。

地域保健当局関係者は死亡原因が尿路感染による深刻な全身感染だと説明した。

この女性は普段尿道感染治療を受けてきたが最近状態が悪化して大きな病院を訪れた。医療スタッフはがんを疑ったが、子宮から石胎児を発見した。

石胎児が体内に残っていた事実について、それ以前は誰も知らなかったとG1は保健当局関係者の言葉を引用して報じた。

摘出手術を行った医療スタッフは「最後の妊娠が56年前」と患者が生前に話していたことと石胎状態などに基づき、胎児が50余年前に死亡したと推定した。

遺族によると、女性は初めて妊娠した10代のときから腹痛を訴えていたが、病院に行くのを恐れて代替治療法を好んだと説明した。

ブラジル保健当局は「極めて一部の妊婦に発生する珍しい事例」とし「(石胎児は)数十年間見つからない場合もあり、予期しない時期に合併症を誘発する場合がある」と説明した。

これに先立ち、メキシコでも昨年84歳の女性の子宮内から40年前に流産した石胎児が見つかったこともある。この女性は軽い腹痛で病院を訪れ、石胎児を確認するまで特別な疾患はなかったと当時地元日刊紙が伝えていた。



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