韓国では、成人になった後も親の元を離れない「カンガルー族」(日本では「パラサイトシングル」「パラサイトダブル」に該当)のうち、10人に7人が結婚前までは独立する考えがないと明らかにした。結婚後も親と一緒に暮らすという回答も4%あった。
韓国メディア「フォーカスメディアコリア」はエレベーターテレビが設置されたマンション団地入居者のうち、親とともに暮らしている25~39歳196人を対象に調査を実施した結果を14日、公開した。
このうち「1年後に独立する」という回答は24%、「1年以内に独立する」は4%であることが分かった。
独立しない理由には「これといって独立の必要を感じられない」(40%、複数回答)と「親と暮らしているので楽」(32%)という回答が多かった。
「住居価格が高い」(32%)、「生活費が負担になる」(23%)など経済的な理由も大きかった。
一緒に暮らしながらも親に生活費を渡さない「カンガルー族」も31%にのぼった。毎月生活費を渡すと回答したのは69%だった。親に渡す生活費の水準は30~50万ウォン(35%)、30万ウォン未満(26%)、50万ウォン以上(8%)の順だった。
消費形態をみると、カンガルー族の71%は家で使う生活必需品は主に親が購入すると回答した。また、1年内に海外旅行を行くと答えた人が72%だった。
カンガルー族の主なオフラインショッピング場所はコンビニ(57%、複数回答)が1位だった。大型スーパーは52%で2位を占めた。
フォーカスメディアコリア・データ戦略チームのカン・スルギ・チーム長は「今回の調査でカンガルー族は自身に投資を惜しまないことが明らかになり、消費財企業に広告マーケティングの示唆点を提示した」と説明した。
韓国メディア「フォーカスメディアコリア」はエレベーターテレビが設置されたマンション団地入居者のうち、親とともに暮らしている25~39歳196人を対象に調査を実施した結果を14日、公開した。
このうち「1年後に独立する」という回答は24%、「1年以内に独立する」は4%であることが分かった。
独立しない理由には「これといって独立の必要を感じられない」(40%、複数回答)と「親と暮らしているので楽」(32%)という回答が多かった。
「住居価格が高い」(32%)、「生活費が負担になる」(23%)など経済的な理由も大きかった。
一緒に暮らしながらも親に生活費を渡さない「カンガルー族」も31%にのぼった。毎月生活費を渡すと回答したのは69%だった。親に渡す生活費の水準は30~50万ウォン(35%)、30万ウォン未満(26%)、50万ウォン以上(8%)の順だった。
消費形態をみると、カンガルー族の71%は家で使う生活必需品は主に親が購入すると回答した。また、1年内に海外旅行を行くと答えた人が72%だった。
カンガルー族の主なオフラインショッピング場所はコンビニ(57%、複数回答)が1位だった。大型スーパーは52%で2位を占めた。
フォーカスメディアコリア・データ戦略チームのカン・スルギ・チーム長は「今回の調査でカンガルー族は自身に投資を惜しまないことが明らかになり、消費財企業に広告マーケティングの示唆点を提示した」と説明した。
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