ノイシュバンシュタイン城の資料写真 [Pixabay]
11日(現地時間)、ドイツ公営放送ドイチェ・ヴェレ(DW)等によると、バイエルン州ケンプテン地裁はこの日、殺人・強姦・殺人未遂容疑で起訴されたトロイB.被告の宣告公判で「責任の重大さが認められる」として終身刑を宣告した。
ドイツ裁判所で終身刑を宣告されると刑期15年を終えた後に仮釈放を申請することができる。ただし、この場合にも刑執行を継続する重大な責任がない場合に限り仮釈放が可能だ。現地メディアはトロイ被告の判決がそのまま確定する場合、刑量条件を備えていても仮釈放はないだろうとみている。
トロイ被告は昨年6月14日午後2時ごろ、ドイツ南部オーストリア国境付近にあるノイシュバンシュタイン城で友人関係のアジア系米国人観光客2人に性的暴行を加え、このうち1人を殺害した容疑が持たれている。
トロイ被告は「素敵な自撮り写真のスポットを教えてあげる」と言って2人に近づき登山路に誘引した。続いてAさん(21)の首を絞めて性的暴行を加え、これを阻止しようとしたBさん(22)を崖の下に突き落とした。その後、Aさんに対して犯行を続けようとしたが、他の観光客が見えたためAさんも崖の下に落とした。50メートル下に落ちた2人は救助隊によって病院に運ばれたが、同日夜Aさんは治療途中に亡くなった。
この事件は有名観光地で発生したうえに、犯人が逮捕されるまで現場を撮影した写真や動画がSNSでシェアされていて、全世界を衝撃と恐怖に陥れた。
トロイ被告は先月20日の第1回裁判で犯行をすべて認めた。しかし検察は心からの反省はなく、自白は弁論戦略にすぎないとして終身刑を求刑した。
裁判部は被告人の犯行が信じがたいほど残忍だったとし「最もはやく効果的に被害者を除去することだけに関心を傾けた」と判断した。
一方、ノイシュンバンシュタイン城は19世紀後半にバイエルン王国の国王ルートヴィヒ2世が作った城で、年間約140万人が訪問する。ディズニーランドのシンデレラ城のモデルであり、ディズニーアニメのオープニングにも登場して「シンデレラ城」とも呼ばれている。
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