ミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャンと対立する警察ザベルを演じているカイ。[写真 (株)レ・ミゼラブルコリア]
「私が追求しているのはミュージカルのクラシック化だ。ミュージカル音楽を純粋に精製してファンにお見せしたい。商業的で華やかなミュージカルも良いが、ミニマルなミュージカル、アコースティックなミュージカルも魅力がある」
--ボーカルだけでも自信があるという意味か。
「ミュージカル舞台では多くの助けを借りることができる。小道具や衣装、照明、舞台装置、アンサンブル俳優のコーラスが重要な要素だ。音響効果も豊富に使える。独唱会は歌と演技、ピアノ伴奏だけだ。そのため観客が音楽にもっと集中できる側面もある」
--クラシックとミュージカルという二重アイデンティティのために困難も体験したようだ。
「16年前にはそうだった。
その時でさえ『クロスオーバー』や『ポッペラ』のような単語に対してあまり馴染みがなかった。
『名門大を出てただの芸能人になってしまった』と言う人も多かった。
今は私が好きな芸術を私が好きなやり方でやろうという主義だ。
一つのジャンルでその範囲を狭めたくない」
--『レ・ミゼラブル』の公演もしているのにツアー準備が大変ではないか。
「『レ・ミゼラブル』公演が終わればすぐに歌詞ノートを広げて覚えるようにしている。あわせてどのような感情をどのように伝えながら演技をどのようにするのかか考えている。その過程が楽しい」
--コンサートを待つファンへのメッセージは。
「私がおいしいと思った食べ物をファンにもおいしいと思って食べてもらえるようにとの思いで膳を調えた。おいしい食事を楽しむ気持ちで公演会場に来ていただければ」
--今後の夢は。
「ミュージカルをより多くの人に紹介したい。公園で上演する無料公演もおもしろいかもしれない。ミュージカルをある瞬間から商業的な成功だけに焦点を合わせているが、逆に進む経験も必要だと思う」
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