ソウル警察庁は三一節（独立運動記念日）にソウル都心で数万人が参加する大規模集会と行進が予定されていて、一部の道路が統制されると２９日、明らかにした。

集会は３月１日午後１時から世宗（セジョン）交差点から崇礼門（スンネムン、南大門）交差点までの区間で開かれ、鍾路（チョンノ）・乙支路（ウルチロ）など都心の道路で集会後に行進が行われるという。このため深刻な車の停滞が予想される。

保守団体の自由統一党は三一節当日の午後１時ごろ、ソウル鍾路区の世宗交差点と崇礼門交差点の間で「自由統一のための千万組織国民大会」を開く。集会申告人員は４万人。このほか鍾路・乙支路など都心の路上で複数の団体が集会と行進を予告している。


ソウル警察は集会中にも世宗交差点から崇礼門交差点の間の世宗大路に首都圏広域バスなど通行のための非常車線を確保し、市民の不便を減らす方針だ。集会・行進区間周辺には交通警察２００人を配置し、車両の迂回など交通管理をする。

警察関係者は「できるだけ地下鉄など公共交通を利用し、やむを得ず車を利用する場合は交通情報などをあらかじめ確認してほしい」と呼びかけた。

集会時間や場所など詳細交通状況はソウル警察庁交通情報案内電話（０２－７００－５０００）、交通情報センターホームページ（www.spatic.go.kr）、カカオトーク（ソウル警察交通情報）などで確認することができる。