２５日、中国官営メディアである中国グローバルテレビジョンネットワーク（ＣＧＴＮ）は「春節連休期間（２月１０日～２月１７日）、中国各地の観光地は多くの人波で大変混雑し、映画館も連日チケット完売が続いた」と報じて、最近中国経済が強力な回復傾向を示していると伝えた。

中国国家電影局によると、２０２４年春節連休期間の映画ボックスオフィスは８０億１６００万元（約１６７６億円）を超えて過去最高を更新し、中国文化旅遊部は旅行客が昨年同期比３４．３％増となる４億７４００万人を記録してコロナ禍以前の２０１９年水準を超えたと発表した。

また、ＣＧＴＮと新時代国際伝播研究院が共同で行った世論調査によると、全体回答者のうち９３．１％は中国の潜在力が大きいと答え、８５．２％は中国経済が今後も安定した発展を維持するだろうと答えた。また、７６．９％は中国経済がバランスの取れた発展を続けていると答えた。今回の世論調査は米国・英国・アルゼンチンなど先進国を含む全世界９０３０人を対象に調査を実施したとＣＧＴＮは明らかにした。


一方、国際通貨基金（ＩＭＦ）は２０２４年から２０２８年までの中国経済成長率は持続して世界経済成長率よりも高いと予想した。国際金融フォーラムの報告書によると、２０２３年中国経済成長率は全世界の主要経済体で先頭を維持しており、世界経済に対する寄与度が３２％に達することが明らかになった。