◇所属事務所もオープンマインドで

ＹＧも過去はメンバーとの契約不発、約束のない活動などを理由に２０１６年２ＮＥ１（トゥエニィワン）の解散を発表したことがある。ＢＴＯＢに商標権使用を許可したＣＵＢＥは２０１６年ＢＥＡＳＴ（ビースト）とはこの問題で摩擦を経験した。ＢＥＡＳＴメンバーは新しい会社に移籍した後、グループ名をＨＩＧＨＬＩＧＨＴ（ハイライト）に変えた。

チェ氏は「パブリシティー権に対する大衆的な認識が低かった過去は絶対的な商標権統制が必要だったかもしれないが、Ｋ－ＰＯＰが世界の舞台へ拡張した今はファンのニーズが非常に重要で、それにあわせてさまざまな活動にオープンな状態でついていくほうが利益がある判断したと思う」と分析した。


実際にＷＯＯＬＬＩＭ（ウリム）エンターテインメントのイ・ジュンヨプ代表は、昨年ＩＮＦＩＮＩＴＥ（インフィニット）商標権に対して「私が使わなければ財産価値がない」とし、条件をつけずに使用を許諾して話題になった。メンバーは「ＩＮＦＩＮＩＴＥカンパニー」を新たに設立してグループ活動を続けている。

ＧＯＴ７（ガットセブン）のベンベンは自身が運営しているウェブバラエティー「ベムの家」でＪＹＰ　ＣＣＯ（最高クリエイティブ責任者）パク・ジニョンを招いて「ＧＯＴ７で活動することができるように名前をくれて感謝する」と挨拶した。メンバーはＪＹＰとの契約満了後、独自活動を模索しながら「ＧＯＴ７」商標権を購入してグループ活動を並行している。２０２２年にはワーナーミュージックコリアとともに完全体カムバックした。




ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ・ＥＸＯ・ＢＴＯＢ、「個人活動、ときどきグループ活動」…第３世代アイドルの共生戦略（１）