プロゲーマー出身のリュ・ジェホンが医師のストライキの影響のため、交通事故にあった後すぐに治療を受けられず放置されたことが明らかになった。

２１日、リュ・ジェホンのユーチューブチャンネルコミュニティーには「ジェホンさんが夜中に交通事故にあい、現在、手術後に入院中」とし「詳しい内容はジェホンさんが後ほど伝えると思うので、ジェホンさんが早期に回復するよう応援の言葉をお願いする」という公示文が載せられた。

その後、リュ・ジェホンの知人のインターネット放送関係者キム・ドヒョンがライブ放送で関連情報を短く伝え、詳しい状況が知らされた。キム・ドヒョンはこの日のライブ放送で「２０日夜中にジェホン先輩が交通事故にあった。少し大きなけがをして午前２、３時ごろ救急室に運ばれた」とし「しかし医師の方はいなかった。２０－３０カ所の病院に電話をしたが、ほとんど医師がいなかった」と伝えた。


キム・ドヒョンは「（ジェホン先輩は）朝１０時まで持ってようやく手術に入った。一睡もしなかった」とし「適時に治療を受けられず、命にかかわるところだったと聞いた。詳しい事故の経緯は分からない」と話した。リュ・ジェホンは現在、命に別条はないという。

専攻医の病院離脱が続く中、政府は２３日、保健医療災難危機警報を最上位の「深刻」に引き上げた。新型コロナ流行当時にも「深刻」が発令されたが、保健医療と関連して「深刻」に引き上げられたのは今回が初めて。

政府によると、専攻医の大半が勤務する主要病院１００カ所の修練病院で２１日までに９２７５人が退職届を提出した。専攻医は全体で１万３０００人であり、１０人に７人以上が退職届を出したということだ。１００カ所の病院で勤務地を離脱した専攻医は８０２４人と、前日に比べ２１１人増えた。