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事故頻発のロボタクシーに怒って火までつけた米国…日本では初めの一歩、中国では快速疾走、韓国は(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

22日、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)で「42dot」が運行する「自動運転タクシー(ロボタクシー)」が走行している。コ・ソクヒョン記者

昨夜降った雪がまだ残る22日午前、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)エクスプレスセンター前「ソウル自動運転車」停留場でモバイルアプリを通じて車を呼ぶと9分後に起亜(キア)の電気自動車(EV)「ニロ(NIRO)」が到着した。韓国自動運転モビリティ会社「42dot」が配車している自動運転タクシー(ロボタクシー)だ。運転席に座っていたセーフティドライバーAさんは「乗降車時には安全に関する問題が発生する可能性があり、車両を手動で操作している」と話した。乗車地点を通過してドライバーがスクリーンの「自動運転」ボタンを押すと車両が動き出し、道路に滑るように出ていった。

ロボタクシーで「上岩(サンアム)A01」路線をひと回りするためにかかった時間は約10分。Aさんはハンドルに手を置いたまま「今日は気象と道路状況が良くないので突発変数が発生する危険が高いのでいつもより注意しなければならない」と付け加えた。その時「キキーッ」という音を出して前方のドライバーが急ブレーキを踏むと、ロボタクシーもこれに合わせて急減速した。

横断歩道前では信号灯の色と関係なく3秒ほど停車したが、後ろにいたタクシーがクラクションを鳴らした。Aさんは「車両の後ろに停車案内を出しているが、譲らない場合が多く、手動でハザードランプをつけている」と話した。10分間に急減速が数回発生し、道路周辺の不法駐・停車車両や路面状態が良くないため結局Aさんがハンドルを握ることになった。


次世代モビリティーとして注目され、道路を走る「ロボタクシー・ロボバス」の運命が国別に分かれている。韓国はソウル上岩洞(サンアムドン)路線が商業化に向けた第一歩を踏み出したが、まだ成長速度はそれほどでもないという評価だ。昨年8月自動運転の運行が認められた米国では事故が頻発して「路上の金塊」身分に落ちた。一方中国ではサービスが順調に拡大している。

昨年11月カリフォルニア州サンフランシスコで運行中だったゼネラルモーターズ(GM)のロボタクシークルーズは人身事故が発生して運行許可が取り消された。今月初めにはグーグル(Google)のウェイモ(Waymo)が自転車に追突する事件を起こし、交通当局が調査を始めた。最近では市民がロボタクシーに火を付ける事件が発生するなど大衆の反発も強まっている。


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