このような中、ウクライナの戦場で北朝鮮の短距離弾道ミサイル（ＫＮ２３）の少なくとも２４発が発見されたと、ウクライナ政府が発表した。アンドリー・コスティン検事総長は１６日、「予備調査の結果、ロシアが空襲に使用する一連の兵器には北朝鮮製のＫＮ２３、またはＫＮ２４シリーズが含まれた」とし、「精油工場・飛行場などを狙った計２４発のミサイルで少なくとも１４人の民間人が死亡し、７０人が負傷した」と伝えた。

Ｇ７外相は１７日、ドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議（ＭＳＣ）で朝ロ間の協力を批判する声明を発表した。彼らは「北朝鮮がロシアに兵器を移転したことは国連安保理決議案に直接違反した行為であり、これを強く糾弾する」と明らかにした。また核や弾道ミサイル関連技術、通常兵器や二重用途品目が北朝鮮に流れ込む可能性に「深い懸念」を表明した。

欧州連合（ＥＵ）はさらなる対北朝鮮制裁を推進中であることが分かった。１４日、ブルームバーグ通信が入手した文書によると、ＥＵは北朝鮮国防省やミサイル総局の関係者をＥＵの対北朝鮮制裁リストに新たに追加する案を検討している。


米国の核兵器運用を総括するアンソニー・コットン米戦略軍司令も懸念を表明した。また１５日、米国防総省の季刊誌とのインタビューで、米国の安全保障を脅かす勢力として中国、ロシアに続き北朝鮮を挙げた。

コットン司令官は「北朝鮮は中ロほどの能力はなくても、核とミサイル技術を引き続き発展させている」とし「ロ朝間軍事パートナーシップが拡大し、北朝鮮はウクライナでロシアを支援することで合意した。米日韓に攻撃的な捜査と行動も増えている」と指摘した。


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