北朝鮮の国旗
北朝鮮は『愛国歌』を1947年に創作したと主張しているが、最近、対南基調を変えて80年前の歌詞まで修正したわけだ。
NHKによると、北朝鮮外務省ウェブサイトに掲載された北朝鮮国歌の歌詞の中で「三千里美しいわが祖国」という歌詞が「この世の美しいわが祖国」に変わり、「三千里」という言葉は完全に削除された。
北朝鮮は、歌詞変更の理由について、これまでこれといった説明を示していない。ただNHKは「北朝鮮が韓国を平和統一の対象と見なさない政策に転換した点が背景とみられる」と報じた。
これに先立ち、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は先月15日、最高人民会議での演説で、「韓国を平和統一の対象ではなく、敵対国と見なす政策に転換する」と明らかにした。
金委員長は同日の演説で、先代の統一遺訓である「自主、平和統一、民族大団結」を憲法から削除しなければならないとし、憲法改正を求めた。また、韓国を「第1の敵対国」と見なす教育を条文に明記しなければならないとし、「三千里錦繍江山」「8000万民族」などを「残存的単語」とした。
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