米国務省が15日(現地時間)、最近急進展している北朝鮮と日本の対話の動きに関し「私たちは北朝鮮とのあらゆる外交と対話を支持する」という立場を明らかにした。
ジョン・パク米国務副次官補(東アジア太平洋担当)兼北朝鮮担当特別副代表はこの日、一部の海外記者との懇談会で「私たちは北朝鮮のあらゆる外交努力を支持する」とし「拉致問題解決に向けた日本の努力を支持する」と述べた。続いて「私たちは日本を強く支持する」とし「拉致問題は悲劇的なことだ。(北朝鮮に)拉致された人たちは兄弟姉妹や父母に会えず年老いて亡くなっているため、、拉致問題に対する日本の努力を引き続き支持していく」と話した。
パク氏のこの発言は、北朝鮮の7回目の核実験の可能性に関する質問に答える過程で出てきた。パク氏は「北朝鮮は依然として核実験をする準備ができていて、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の政治的決断を待つところだと評価する」と答えた後、すぐに「北朝鮮の外交・対話支持」発言をした。
◆金与正の談話に翌日、パク副次官補が立場表す
最近、岸田文雄首相の北朝鮮訪問および日朝首脳会談推進説がある中、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が「日本が政治的決断を下せば(日朝)両国はいくらでも新しい未来を共に開いていくことができる」という談話を発表した翌日、米国務省の北朝鮮政策担当者が日朝対話への努力を支持すると明らかにした点で注目される。
パク氏は「金与正氏が日本に手を差し出したが、日朝修交が実現する可能性はあるのか」という質問に対し、「今後を眺めるべきだろう」と答えた。続いて「北朝鮮はその間、ロシア・中国を除いた他の国との対話・外交に関心がなかった」とし「したがって今後を眺めるべきだが、私たちは拉致問題解決のための日本政府の努力を支持する」と述べた。日朝修交の可能性には慎重な評価を出しながらも、拉致問題をきっかけに北朝鮮と対話しようとする日本政府には繰り返し支持する立場を明らかにしたと分析される。
◆「北朝鮮の外交、ロシアを除いて前向き」
韓国系米国人のジョン・パク副次官補はその間、北朝鮮の非核化と北朝鮮住民の人権に集中し、北朝鮮制裁など主に北朝鮮に圧力となるメッセージを発信してきた。
この日は北朝鮮に関連して「外交」「対話」に繰り返し言及した。パク氏は「金正恩委員長が米国との対話・外交を放棄したかは今後を見るべきだが、私たちは北朝鮮と米国がより一層『外交』側に路線を旋回するよう努力する」とし「北朝鮮が外交をするのは対ロシアを除いて前向きなこと」と話した。また「北朝鮮の住民の40%が栄養失調に苦しみ、5歳未満の児童の5人に1人は発育不振」とし「北朝鮮に人道的物品と医療支援が入るなら人権の観点で良いことだ」とも語った。
この日、パク氏は北朝鮮の対南武力挑発の可能性に関する質問には「根本的に金委員長の態度は変わっていないと考えていて、私たちは拡大抑止を引き続き強化する」としながらも「ただ、現在のところ直接的な攻撃はないとみられる」と話した。そして「同盟国と共に引き続き後続措置を取っていく」と伝えた。
「日朝対話」を側面支援する米国務省…「拉致問題解決に向けた日本の努力を強く支持」(2)
ジョン・パク米国務副次官補(東アジア太平洋担当)兼北朝鮮担当特別副代表はこの日、一部の海外記者との懇談会で「私たちは北朝鮮のあらゆる外交努力を支持する」とし「拉致問題解決に向けた日本の努力を支持する」と述べた。続いて「私たちは日本を強く支持する」とし「拉致問題は悲劇的なことだ。(北朝鮮に)拉致された人たちは兄弟姉妹や父母に会えず年老いて亡くなっているため、、拉致問題に対する日本の努力を引き続き支持していく」と話した。
パク氏のこの発言は、北朝鮮の7回目の核実験の可能性に関する質問に答える過程で出てきた。パク氏は「北朝鮮は依然として核実験をする準備ができていて、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の政治的決断を待つところだと評価する」と答えた後、すぐに「北朝鮮の外交・対話支持」発言をした。
◆金与正の談話に翌日、パク副次官補が立場表す
最近、岸田文雄首相の北朝鮮訪問および日朝首脳会談推進説がある中、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が「日本が政治的決断を下せば(日朝)両国はいくらでも新しい未来を共に開いていくことができる」という談話を発表した翌日、米国務省の北朝鮮政策担当者が日朝対話への努力を支持すると明らかにした点で注目される。
パク氏は「金与正氏が日本に手を差し出したが、日朝修交が実現する可能性はあるのか」という質問に対し、「今後を眺めるべきだろう」と答えた。続いて「北朝鮮はその間、ロシア・中国を除いた他の国との対話・外交に関心がなかった」とし「したがって今後を眺めるべきだが、私たちは拉致問題解決のための日本政府の努力を支持する」と述べた。日朝修交の可能性には慎重な評価を出しながらも、拉致問題をきっかけに北朝鮮と対話しようとする日本政府には繰り返し支持する立場を明らかにしたと分析される。
◆「北朝鮮の外交、ロシアを除いて前向き」
韓国系米国人のジョン・パク副次官補はその間、北朝鮮の非核化と北朝鮮住民の人権に集中し、北朝鮮制裁など主に北朝鮮に圧力となるメッセージを発信してきた。
この日は北朝鮮に関連して「外交」「対話」に繰り返し言及した。パク氏は「金正恩委員長が米国との対話・外交を放棄したかは今後を見るべきだが、私たちは北朝鮮と米国がより一層『外交』側に路線を旋回するよう努力する」とし「北朝鮮が外交をするのは対ロシアを除いて前向きなこと」と話した。また「北朝鮮の住民の40%が栄養失調に苦しみ、5歳未満の児童の5人に1人は発育不振」とし「北朝鮮に人道的物品と医療支援が入るなら人権の観点で良いことだ」とも語った。
この日、パク氏は北朝鮮の対南武力挑発の可能性に関する質問には「根本的に金委員長の態度は変わっていないと考えていて、私たちは拡大抑止を引き続き強化する」としながらも「ただ、現在のところ直接的な攻撃はないとみられる」と話した。そして「同盟国と共に引き続き後続措置を取っていく」と伝えた。
「日朝対話」を側面支援する米国務省…「拉致問題解決に向けた日本の努力を強く支持」(2)
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