「太陽光自動折りたたみ式生活廃棄物回収箱」試演式に出席して拍手する朴一河(パク・イルハ)銅雀区庁長 ムン・ヒチョル記者
ソウル銅雀区(トンジャクク)は全国で初めて「太陽光自動折りたたみ式生活廃棄物回収箱」を管内の繁華街に設置した。この回収箱は太陽光パネルを外部に付着し、生産した電気を動力として自動開閉するゴミ保管箱だ。
銅雀区鷺梁津(ノリャンジン)一帯のように商店が集まる地域では従量制ゴミ袋を一斉に出すたびに歩行者の目に障る。そうでなくとも狭い歩道の街路樹の下に大きなゴミ袋が積まれるからだ。
こうした問題を解決するため銅雀区が最初に選択したのは取り締まりだった。朴一河銅雀区庁長は「一部の人が時間外にゴミを出したり規格に合わないゴミを捨てたりすると監視カメラ映像で追跡していたが、長い時間がかかるうえ、処罰だけでは解決しないという判断に至った」と説明した。その代案として自動折りたたみ式回収箱を導入した。
銅雀区がまず自動折りたたみ式回収箱を設置したのは鷺梁津駅3番・5番出口と中央大正門の向かい側の3カ所。ゴミ排出時間(午後5時)にしばらく開き、環境公務官がゴミを回収すれば自動で閉まる。太陽光パネルで確保した電気を太陽電池に蓄えておくためエネルギー消耗も大きくない。回収箱1個あたり50リットルの従量制ゴミ袋を最大25個まで保管できる。
これに先立ち麻浦区(マポグ)も昨年「焼却ゼロ店」を設置した。焼却ゼロ店は生活ゴミを洗浄・分類・粉砕・圧搾してリサイクル可能な状態に変えることができる縦9メートル、縦3メートルのオレンジ色のコンテナだ。焼却ゼロ店の内部には発泡スチロールをインゴット(ingot)に変える機器がある。インゴットは発泡スチロールを溶解して空気を除き、リサイクルできるように変えた状態だ。ここにゴミを捨てれば18品目別に1キロあたり10ウォン-600ウォン(約67円)が支給される。麻浦区の関係者は「81世帯を対象にリサイクルゴミ分別を呼びかけたところ、1935リットルだった生活ゴミが840リットルに減った」と説明した。
このようにソウル市の一部の自治区がゴミの管理に入ったのは排出量が急増しているからだ。ソウルの一日の平均ゴミ排出量は3200トンにのぼる。これに対しソウル市内の焼却場処理容量は深刻に不足している。麻浦・江南(カンナム)・蘆原(ノウォン)・陽川(ヤンチョン)のソウル市内4カ所の焼却場の一日処理容量は約2200トンだ。
このためソウル市は麻浦区に資源回収施設(焼却場)を建設する予定だ。2026年までに竣工し、27年から稼働させるのが目標だ。排出ガスを法的許容基準の10倍水準に強化し、焼却場の地上には文化施設・公園などを造成する。焼却場自体を市民が集まる名所にするのが目標だ。
実際、デンマーク・コペンハーゲンの「アマーバッケ」焼却場は焼却施設の上にスキー場があり、「ロスキレ」焼却場はロスキレ大聖堂を形象化したデザインで有名だ。
ただ、麻浦区が依然として反対している。朴康洙(パク・カンス)麻浦区庁長は「新規ゴミ焼却場を設立せず、従来の4カ所の焼却場施設を改善しても(ゴミの処理は)十分に可能」と話した。
ソウル市の関係者は「2026年に生活廃棄物の直接埋め立てが禁止される状況を考慮すると、一日平均1000トン規模のゴミを処理できる焼却場が必要」とし「ゴミを減らすと同時に新規焼却場を建設してこそ安定的にソウルのゴミ問題を解決できる」と説明した。
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