父ソン・ウンジョン氏と息子の孫興慜(ソン・フンミン) [写真 守吾書斎提供]
同氏は先月、韓国メディア「聯合ニュース」のインタビューで「冷静に言って、韓国サッカーの未来を考えるなら今回(アジアカップ本戦で)優勝してはいけない」「サッカーの実力、サッカー界の投資などすべての面で韓国は日本に遅れを取っている」「64年間一度も優勝できないことに対して、私はもちろんのこと、すべてのサッカー人が反省しなければならない」「韓国は日本にとってゲームにもならない」などの発言をした。
また「個人的には韓国の優勝を切実に望んでいる」としつつも「だが、このように準備が整っていない状態で優勝してしまえば、その結果に陶酔して(変化を軽視したまま)どれほど喜びに浸るだろうか。その場合、韓国サッカーは病にかかりそうで心配だ」と説明した。さらに「中身のない実力で日本を一度勝ったとしても、それは自らをだます行為にすぎない」と付け加えた。
「今でも孫興慜がワールドクラスではないと考えるか」という質問には「助詞一つも変えずそのまま書いてほしい。興慜は決してワールドクラスではない」と強調した。
◇有効シュート0本の屈辱…クリンスマン号、ヨルダンに0-2衝撃の敗北
ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国サッカー代表は7日(日本時間)、カタール・アルラヤンのアハマド・ビン・アリスタジアムで開かれたヨルダンとの2023アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ準決勝戦で0-2で負けて脱落した。
今回のアジアカップでは1960年以降、64年ぶりに韓国が優勝するのではないかと言われて大きな期待がかけられていた。孫興慜(トッテナム)をはじめ、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)ら欧州のビッグリーガーたち攻守に布陣し、韓国は今大会を控え過去最強の戦力という評価を受けていたためだ。優勝への期待もこれほど高かったときはなかったが、64年ぶりの優勝への挑戦は結局失敗に終わった。
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