5日に李在鎔(イ・ジェヨン)会長がサムスン物産と第一毛織の不当合併、会計不正容疑の1審で無罪を宣告され、オーナーをめぐる不確実性は一段落した。しかし7年以上続いた司法リスクは「超格差喪失」という事業リスクに転移している。自身に有利な市場の法則を作る特権は1位のアップルとTSMCにあるだけで、サムスンは主力事業のモバイル・半導体の両方で追いつ追われつしている。韓国代表企業のサムスン電子が苦しめば韓国経済全般が息切れする。李会長の「ニューサムスン」が体質、生態系、人材の3大課題を悩まなければならない理由だ。
◇「1位DNA」揺さぶる「1位意識」
「失われた7年」踏み越えニューサムスン始動…「AI時代の主導権握らねば」(2)
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「失われた7年」踏み越えニューサムスン始動…「AI時代の主導権握らねば」(2)
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