伴侶犬と伴侶猫。[写真 Pixabay](※この写真は記事と直接関係ありません)
報道によると、上海に住む女性のリュさんは死後、自分の伴侶犬と伴侶猫に約37億ウォンの財産を預けることを決めた。
当初、リュさんは数年前に3人の子供に遺産を残すと遺言状を作成した。しかし、リュさんは子供たちが普段連絡もほとんどせず、病気の時も訪ねてこなかったため、最近心を変えて遺言状を書き直した。
リュさんは伴侶犬と伴侶猫だけが自分のそばにいたとし、伴侶動物に2000万人民元(約4億円)の財産を相続し、3人の子供の前には一銭も残さないという内容で遺言状を修正した。
リュさんは自分の全財産を伴侶動物に直接相続したかったが、これは中国では違法なので、ある地域の動物病院を流産管理者に指名した。そして、自分が死んだ後は必ず伴侶動物と彼らの子供たちの世話に自分のすべての遺産を使ってほしいと記した。
これを受け、北京遺産登録センターの管理人であるチョン・カイさんは「私たちは伴侶動物がケアを受けられるように、動物病院を監督する信頼できる人を任命するよう助言しただろう」と説明した。
同じ機関関係者は「最終遺言状を作成する前にすべての財産を動物病院に任せるのは危険だと警告した」として「子供がリュさんに対する態度を変えれば、いつでも遺言状が書き直すことができる」と言及した。
SCMPは、リュさんの話が中国ネット上で相続、家族問題で話題になったと伝えた。同時に「子供たちには何も残さないという決定を下してから、どれだけ失望し、胸が痛かっただろうか」「よくやった。私の娘が未来に私に悪くすれば私も家を他の人に残すだろう」などと書き込まれた。
先月、上海裁判所は330万人民元の全財産を親戚の代わりにある親切な果物露天商に残した男性の遺言が有効だと判決したとSCMPは伝えた。
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