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日本外相「佐渡金山世界遺産登録、韓国と丁寧な議論持続」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

佐渡金山。イ・ヨンヒ特派員。

日本の上川陽子外相は23日、日本政府がユネスコ世界遺産登録を推進している新潟県の佐渡金山と関連し、「登録実現に向け、文化遺産としての素晴らしい価値が評価されるよう取り組んでいく。韓国との間においても、引き続き誠実かつ不断に丁寧な議論を行っていきたい」と明らかにした。

上川外相はこの日午後の定例会見で、「韓国は、登録をめぐり、朝鮮半島出身者の強制労働があったとして反発した。これをどう受け止めているか」との質問に、「佐渡島の金山に関しての韓国側の立場については承知している」としながらこのように答えた。

日本政府は昨年1月に佐渡金山を世界遺産に再申請してから同様の発言を繰り返している。


佐渡金山の世界遺産登録の可否は7月21~31日にインドのニューデリーで開かれる世界遺産委員会で決定される見通しだ。

日本政府は佐渡金山の世界遺産登録を推進しながら遺産の対象期間を16~19世紀中盤に限定した。このため朝鮮人強制労働を意図的に排除したという批判を受けている。

韓国は昨年世界遺産委員会の新規委員国に選出され、佐渡金山登録審査過程で日本を牽制し韓国の立場を表明できる。

一方、日本は2015年に軍艦島など23の明治産業革命遺産を世界文化遺産に登録し、朝鮮人強制動員の歴史を記憶できる施設を作ると約束したが、その一環として2020年に開設された産業遺産情報センターには日本人と朝鮮人の差別はなかったという現地住民の証言などが展示された。



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