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コロンビアでデートアプリ通じて女性と会おうとした米国人男性8人が殺害

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

被害者のTou Ger Xiongが生前コロンビア旅行に行って撮影して投稿した写真。[写真 フェイスブック]

コロンビアで2番目に大きな都市メデインで2カ月間に米国人男性8人が殺害された。

20日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、在コロンビア米国大使館はTinderやBumbleなどのデートアプリを利用した異性との出会いに注意するように旅行警報を発令した。

これに先立ち、メデイン一帯では昨年11月から男性観光客がデートアプリを利用して現地の女性に会いに行って監禁されたり金品を奪われたりする事件が数十件発生した。この期間に少なくとも8人の米国国籍男性も死亡した。


このような犯行は現地麻薬カルテルが主導していると推定されている。

メデイン警察の報告書によると、複数の被害者はデート場所へ向かっているときに路上で暴漢に攻撃されて死亡したほか、身体を無力化する薬物を飲まされて亡くなったとみられる被害者もいる。

WSJはこのような事件は性売買に偽装した犯罪だと説明した。続いて「コロンビアでは性売買が合法なので犯罪組織がデートアプリを使って外国人未婚男性を標的としている」と付け加えた。

WSJは米国ミネソタ州出身コメディアンのTou Ger Xiongさんも被害者の1人だと伝えた。

Xiongさんは昨年12月10日、デートアプリのマッチングで紹介された女性に会いに出かけたが、数時間後、家族と知人に身代金2000ドル(約30万円)の送金を要請した。

Xiongさんは翌日メデイン近隣ある森の絶壁の下で遺体で見つかった。これに関連して18日に事件の容疑者とみられる未成年2人を含む容疑者3人が逮捕された。検察によれば、Xiongさんは合計3140ドルをペイパルを通じて送金したが結局殺害された。

実際、メデインで外国人対象の犯罪事例が増加している。メデイン観光当局は「2023年7-9月期、外国人を対象とした窃盗事件が前年同期比3倍以上増加した」とした。

これについてコロンビア司法省は2023年メデインで外国人を標的とした組織のメンバー約50人を逮捕したと明らかにした。

フェデリコ・グテレス市長は米国大使館の旅行警告措置について「われわれは外国人がもっと価値のある観光活動を行うことを願う」とし「売春と麻薬のためにコロンビアに来ることができると考える外国人をわれわれは望まない」と明らかにした。



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