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人の背中の上で包丁使って腕前をアピール…「人間まな板」で物議をかもす中国の料理専門学校

ⓒ 中央日報日本語版

中国湖北省にある虎振技術学校料理学科の生徒が目隠しをしたままクラスメイトの背中の上で包丁を使っている様子。[写真 虎振学校公式サイト]

中国のある料理専門学校がクラスメイトの背中をまな板代わりにして包丁の腕をアピールする様子を公開して物議をかもしている。

今月11日、中国河北省の虎振(Huzhen)学校の公式TikTok(抖音)に、クラスメイトの背中をまな板代わりしてジャガイモを切る動画が投稿された。




この動画を見ると、赤い布で目隠しした生徒が大きな中華包丁を使ってジャガイモを切っている。問題は彼らが何の保護もされていないクラスメイトの背中をまな板にして食材を切っているということだ。

生徒は上衣をまくりあげて身体を90度に曲げて自分の背中がまな板になるように平らに姿勢を取っている。包丁を使っている生徒が目を閉じてジャガイモを切っても皮膚は傷つけないほどの優れた技術を持っていることをアピールしようとする動画だ。

学校側は学校の公式サイトでも目隠しして人の背中で包丁を使う実習写真を掲載し、これを「料理の専門性」と紹介している。何の保護もない人の背中の上に直に食材をのせて切る動画について、生徒に精巧な包丁さばきを身に着けさせる授業だと広報さえしている。

学校側は「人の背中の上にジャガイモをのせて切るのは(我が校の)基本技術」としながら「虎振学校に来れば、本当に奥深い技術を習うことができる」と自評した。

危険極まりないこの実習は、学校設立当時から料理学科の公式カリキュラムとして行われていたとみられる。過去の受講生募集の広告動画にも重点的に登場するためだ。ここではある入学予定の生徒と保護者が該当の実習場面を見て薄く切られた食材を珍しいものを見るような表情で見る場面も演出されていた。ただ、これを見た一部からは「非常に危険そうに見える」とし、懸念するコメントを寄せた。



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