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韓国、世界最大「K-半導体クラスター」構築へ…622兆ウォン投入して雇用346件創出(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官が11日、京畿道のSKハイニックス利川事業場を訪問し、EUVなど半導体生産ライン現場を視察した。 [写真 産業通商資源部提供]

サムスン電子・SKハイニックスなど民間企業が622兆ウォン(約68兆円)を投入して京畿道(キョンギド)南部一帯に構築する世界最大「半導体メガクラスター」に対して韓国政府も支援を強化する。グローバル半導体主導権確保競争が「クラスター間対抗戦」に展開する現実で、韓国が超格差技術競争の優位を占めるための戦略だ。

産業通商資源部と科学技術情報通信部は15日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が出席して京畿道水原(スウォン)成均館(ソンギュングァン)大半導体館で開かれた「民生を豊かにする半導体産業」というテーマの第3回民生討論会で、このような内容を発表した。具体的に▼インフラ・投資環境▼生態系▼超格差技術▼人材の4大重点課題を中心に2ナノ(nm)以下基盤のファブレス・ファウンドリーなどシステム半導体の全生態系が集積された最先端システム半導体ハブを構築する計画だ。

実際、グローバル半導体産業戦争はクラスター国家対抗戦の形態で展開している。日本は台湾TSMCの投資誘致のために最大規模の補助金(12兆ウォン)を支給するなど熊本県を「日本半導体産業再建クラスター」に造成する計画だ。台湾は従来のTSMC新竹科学団地と周辺地域を結びつけて「大シリコンバレー」造成プロジェクトに着手した。米国も設計から製造への転換を通じた全国土のクラスター化に、ドイツは欧州連合(EU)半導体リーディングクラスター造成のための投資に拍車を加えている。


◆K-半導体メガクラスター…サムスン電子だけで500兆ウォン投資

韓国の半導体メガクラスターは京畿道平沢(ピョンテク)・華城(ファソン)・龍仁(ヨンイン)・利川(イチョン)・安城(アンソン)・城南(ソンナム)、板橋(パンギョ)・水原(スウォン)など京畿南部の半導体企業と関連機関が密集した地域一帯に造成されている。現在19カ所の生産ファブ(工場)と2カ所の研究ファブが集まるこの地域に、2047年までに計622兆ウォンの民間投資を通じた計16件の新規ファブ(生産13カ所、研究3カ所)を新設する計画だ。

具体的にサムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ龍仁南四(ナムサ)と龍仁遠三(ウォンサム)に新規造成中のシステム半導体クラスターとメモリー半導体クラスターに360兆ウォン、122兆ウォンを投資する。またサムスン電子は高徳(コドク)半導体キャンパス増設に120兆ウォンを、器興(キフン)次世代半導体研究開発(R&D)団地増設に20兆ウォンを追加投資する。全体の民間投資のうち500兆ウォンをサムスン電子がするということだ。

これを通じてソウル汝矣島(ヨイド)の7倍規模の2102万平方メートルのクラスターで2030年基準で月770万枚のウェハーが生産されると期待している。世界最大規模だ。

雇用創出効果も大きいと予想される。政府はメガクラスター内のファブ建設が始まれば、ファブに入る装備の生産と原材料製造会社の生産も共に増え、約193万人の直接雇用創出効果が発生すると見込んでいる。また、周辺地域の商圏活性化およびインフラ建設拡大などで142万人の間接雇用創出効果も発生すると推定している。このほかファブ運営人材、素材・部品・装備協力会社などまで含めて計346万人の直接間接雇用が新たに創出されると期待されている。


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