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<アジアカップ>ベトナムの「突撃サッカー」に苦戦した日本…乱打戦の末4-2勝利

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ2023のロゴ

アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップで有力な優勝候補に挙がる日本が初戦から苦戦を強いられた。「東南アジアの伏兵」ベトナムに勝利したが、予想外の乱打戦となった。

日本は14日、カタール・ドーハのアルトゥマーマスタジアムで行われた大会D組第1戦で4-2で勝利した。初戦を勝利で飾って勝ち点3点を獲得し、D組1位になった。評価試合および2026ワールドカップ(W杯)予選の結果まで合わせてAマッチの連勝を11に伸ばした。

結果は勝利だったが、大喜びはできなかった。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング17位の日本を相手に密集守備をすると考えられたベトナム(94位)が予想を覆して守備ラインを上げ、正面勝負に臨んだのが意外な流れを生み出した。


先制ゴールは日本が決めた。前半11分、守田英正のシュートをベトナムのGKフィリップが弾いたところ南野拓実が右足でシュートしてゴールネットを揺らした。

その後、ベトナムの反撃が激しくなった。そして前半15分、CKからFWグエン・ディン・バクがヘディングで同点ゴールを決めた。前半32分にはベトナムのFKからDFブイ・ホアンがヘディングをし、日本のGK鈴木彩艶が処理できなかったボールをFWファム・トゥアン・ハイが右足で押し込んだ。

セットピースから2失点した日本は前半終盤に立て直した。前半45分に南野が右足で同点ゴールを決め、前半ロスタイムには南野のパスを受けた中村敬斗がゴール右隅に逆転ゴールを決めた。前半だけで5ゴールが生まれる予想外の乱打戦となった試合は後半にも攻防が続いた。日本が全般的に試合の流れを掌握した中、ベトナムが果敢な前方のプレスと逆襲で反撃した。

こうした試合の流れは後半40分の上田綺世のゴールで日本側で急激に傾いた。相手のバイタルエリアでボールを受けた上田が正面に移動しながらベトナムDF2人をかわした後、右足でゴールを決めた。その後、ベトナムは守備ラインをさらに引き上げてゴールを狙ったが、それ以上の得点はなく試合は終了した。



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