9日、ソウル東大門区(トンデムング)付近の路地でポシンタン店が営業中だが、客は少なかった。 パク・ジョンソ記者
ロイター通信は賛成208・棄権2という圧倒的な票差で法案が通過されたとし「動物福祉に対する支持が高まる中で、議論になった数百年の古い慣行を終息させる措置」と評価した。また「ある時は犬肉を食べることは夏の暑さに対して体力を補う方法と見なされた。しかし犬を伴侶動物として考える人口が増えたことで犬肉を食べることは一部の老年層と特定の飲食店だけでのことになった」と同法が通過した背景も詳しく伝えた。
AP通信も「韓国の国会が犬肉消費を不法化する記念碑的な法案を採択した」としながら「韓国では犬肉消費を禁止させようとする努力が長い間続いてきたが、犬飼育業者および犬肉産業に従事する人々から激しい抵抗を受けてきた」と法案通過の意味を伝えた。
BBCは過去1年間で犬肉を食べたことがあるという回答は8%で、2015年の27%から3分の1以下に急速に減ったというギャラップの世論調査結果を伝えながら、犬肉を食用として消費することを支持するという回答は全体の5分の1にも達しなかったと報じた。
CNNは「この法案が政治的に深刻な両極現象を示している韓国国会で、非常に珍しく超党派的支持の中で採択された」とし「犬肉を食べることに対する韓国人の態度がどれほど変化したかを端的に示すもの」と伝えた。
しかし「一般消費者から、特に長く犬肉を食べてきた人々の間からは依然として犬肉消費禁止に反対する声もある」と付け加えた。
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