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韓国の激辛めん「ブルダック炒め麺」、こうして作られた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「ブルダック炒め麺」

ウォール・ストリート・ジャーナルが韓国の即席めん代表ブランドである「ブルダック炒め麺」の成功の主役として三養(サムヤン)ラウンドスクエア(旧三養食品グループ)の金廷修(キム・ジョンス)副会長にスポットを当てた。同紙によると、米コストコやウォルマートなど大手量販店に進出した三養食品のブルダック炒め麺はプレミアム即席めんのうち最もよく売れる製品のひとつに選ばれる。

金副会長は高校生の娘と週末を過ごしながらソウル都心部を散策していた2010年春、刺激的な味で有名なチャーハン店に行列ができているのを発見した後、「極度に辛い味」の即席めんを作ると決心した。金副会長はすぐに近所のスーパーに行き、販売されている辛いソースと調味料を全種類3個ずつ購入して研究所とマーケティングチームに送り、残りの1個ずつを家に持ちかえったという。食品開発チームは製品開発に向け鶏1200羽とソース2トンを投じ、世界のトウガラシを研究して韓国国内の激辛料理の有名店も訪ね歩いた。

三養食品創業者の全仲潤(チョン・ジュンユン)名誉会長(故人)の息子の全寅壮(チョン・インジャン)会長の妻である金副会長は、三養食品が通貨危機当時に不渡りを出すと1998年に三養食品に入社し全寅壮会長を助けて会社を再建した。CEOスコアのキム・ギョンジュン代表は「ほとんどの大企業を創業者の男性相続者が継いでいる中で嫁として企業を再建させたのは異例」と話した。

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