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「怖くて移動できない、早く来てほしい」…韓国地下鉄でわいせつ行為の衝撃映像

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

警察マーク

深夜に女性乗客1人が乗っていた韓国の地下鉄でわいせつな行為をする男の映像が公開された。

国土交通部ソウル地方鉄道特別司法警察隊によると、京春(キョンチュン)線の地下鉄の中でわいせつ行為をした疑い(公然わいせつ)で、40代の男Aが5日に逮捕された。

Aは昨年12月31日午後9時38分ごろ、大成里(デソンリ)駅から磨石(マソク)駅にい向かっていた京春線の列車の中で、20代の女性乗客の向かい側の座席に座りながらわいせつ行為をしたという。


5日のJTBC番組「事件班長」では、当時、被害女性が韓国鉄道公社にAのわいせつ行為を通報して撮影した映像が公開された。この映像には、Aが被害女性と対角線に向き合う席に座り、ズボンから性器を出しながらわいせつ行為をする姿があった。Aは帽子とマスクで顔を隠していた。

この女性は当時、一番端の車両にいたため、別の車両を移るにはAの前を通過しなければならない状況だった。このため女性は動かず映像で証拠を残した。そして鉄道公社側に携帯電話で「怖くて動けない。一番端の車両にいる。早く来てほしい」というメッセージを送ったが、特に措置はなく、その間にAは現場を去って行ったという。

放送に出演した相談心理学科のパク・サンヒ教授は「鉄道公社側は出動を要請したと言ったが、鉄道警察や駅員の出動はなかった」とし「地下鉄が停止したり案内放送が流れたりすることもなかった」と伝えた。続いて「他の車両に移ることができない状況だったが、むやみに移るように伝えるなど、まともな対応をしなかった」と指摘した。

パク・ジフン弁護士は「公然淫乱罪の現行犯と見るべき」とし「乗車券を利用したため男性の身元を特定しにくい」と話した。

ソウル中浪(チュンラン)警察署から事件を引き継いだ鉄道警察は磨石駅と付近の監視カメラ映像を確認し、Aの乗車券と移動ルートなどを確認して検挙した。Aは検挙されると犯行を認めた。

ソウル地方鉄道警察隊のキム・ジョンヨン隊長は「安全に利用できるように駅舎および地下鉄内で巡回査察活動を実施している」とし「犯罪発生時には『鉄道犯罪通報』アプリや電話(1588-7722)で鉄道警察に積極的に通報してほしい」と伝えた。



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