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北朝鮮の弾道ミサイル、ロシアが実戦で使用(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
北朝鮮のKN-23だけでなく北朝鮮版エイタクムスKN-24、超大型放射砲KN-25など新型戦術武器「3種セット」が船舶または鉄道、航空機などでロシアに運搬された可能性もある。これに関連しホワイトハウスは北朝鮮が最近ロシアに弾道ミサイル発射台と弾道ミサイル数十発を供与したと明らかにした。

カービー調整官は「ロシアは今後、北朝鮮の弾道ミサイルを追加で使用すると予想される」と話した。特に「北朝鮮はミサイル支援の見返りにロシアに戦闘機、地対空ミサイル、装甲車、弾道ミサイル生産装備、軍需物資、その他の先端技術を求めていると把握している」とし「これは朝鮮半島とインド太平洋地域の安全保障にも懸念される影響を及ぼすことを意味する」と強調した。

また「ロシアの北朝鮮弾道ミサイル調達は複数の国連安保理決議案を違反するものであり、同盟国およびパートナーと国連安保理にこの問題を提起し、武器取引を促進するために努力する人たちに対して追加の制裁を加える」と述べた。


米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使も声明を出し、「露朝は北朝鮮武器禁輸を規定した国連安保理制裁を正面から違反した」とし「10日に開かれるウクライナ関連安保理会議で露朝の制裁違反問題を提起する」と明らかにした。

ロシアと北朝鮮のこうした密着は、昨年7月25-27日にショイグ露国防相が北朝鮮を訪問したのに続き、9月13日に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とプーチン大統領が首脳会談を開いて軍事協力の強化に合意してから本格化した。

これに先立ち米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は前日、米政府当局者を引用し「北朝鮮はこの数週間、さまざまな武器をロシアに積み出し始め、短距離弾道ミサイルも初めてロシア東部に送られた」と報じた。

一方、金正恩委員長は昨年末の全員会議で南北関係を「戦争中の敵対国家」と再規定し、対南政策転換を宣言した。また核武力まで動員して韓国全域を占領する準備も指示した。

朝鮮中央通信は5日、金正恩委員長が娘キム・ジュエを同行して大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射台生産工場を現地指導したと伝えた。金委員長はこの席で「党中央が提示した発射台車(車両)生産目標を超過して遂行し、新年の新たな生産目標占領闘争を激しくしていることを高く評価する」と述べた。金正恩委員長がこうした挑発的な動きを続けるのは、11月に行われる米大統領選挙を念頭に置いているという分析もある。「トランプ2期目」が現実になる場合、協議で多くのものを得るために優位に立とうとしているということだ。


北朝鮮の弾道ミサイル、ロシアが実戦で使用(1)

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