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米国「ロシアが北朝鮮弾道ミサイルでウクライナ攻撃…朝鮮半島安保にも悪影響」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆「ロシア、イランと短距離ミサイル購買交渉」

カービー調整官は「ロシアがイランから短距離弾道ミサイルを調達するため交渉を活発に進めている」と述べた。このため米政府はロシアと北朝鮮およびイランの武器取引を防ぐための措置を考慮している。カービー調整官は「ロシアの北朝鮮弾道ミサイル調達は複数の国連安保理決議案を違反するものであり、同盟国およびパートナーと国連安保理にこの問題を提起し、武器取引を促進するために努力する人たちに追加の制裁を加える」と伝えた。また「今のように引き続き情報を公開して武器取引を暴露する」と話した。

米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使はこの日の声明で「露朝は北朝鮮武器禁輸を規定した国連安保理制裁を正面から違反した」とし「10日に開かれるウクライナ関連の安保理会議で露朝制裁違反問題を提起する」とした。北朝鮮の大量破壊兵器および弾道ミサイルプログラムに対する同盟国・パートナーとの共同対処を強化するとも伝えた。


ホワイトハウスは米議会に対し、ウクライナ追加資金支援のための予算案の承認も促した。カービー調整官は「ロシアの暴力への最も効果的な対応は、ウクライナに必要な防空能力と軍事装備を引き続き供与することだ」とし「すぐにも議会が行動する時」と強調した。

◆「北朝鮮の核・ミサイル、米第1等級脅威要因」

一方、米外交問題評議会(CFR)傘下の防止行動センター(CPA)がこの日に公開した「2024安保脅威優先順位調査」報告書で、北朝鮮の核および長距離弾道ミサイル開発・実験による北東アジア安保危機が、米国内政治の二極化によるテロおよび政治暴力の可能性と共に「1等級脅威」に分類された。

約550人の米政府関係者、外交政策専門家に対するアンケート調査の答弁に基づくこの報告書は安保脅威要因を3つの等級に分けた。1等級脅威要因には北朝鮮の挑発、米政治の二極化によるテロの可能性のほか▼イスラエル・ハマス紛争拡大▼ウクライナ戦争の激化と北大西洋条約機構(NATO)介入の可能性▼中国と台湾の両岸危機▼イラン・イスラエル衝突の可能性▼核心インフラに対するサイバー攻撃など8件が挙げられた。2等級脅威は▼南シナ海上の中国の攻勢的行動による中国とフィリピン・米国の衝突など7件。

昨年末の北朝鮮の核兵器脅迫など挑発的メッセージに関連し、米国防総省のライダー報道官は記者会見で「域内の安保と繁栄、安定を確保するために同盟およびパートナーと協力するのに引き続き集中する」と述べた。北朝鮮の核戦争脅迫の状況で米国の拡大抑止に効果はあるのかという質問には「米国の拡大抑止は引き続き域内の安定に直接的に寄与するはず」と答えた。


米国「ロシアが北朝鮮弾道ミサイルでウクライナ攻撃…朝鮮半島安保にも悪影響」(1)

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