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日本が独島の津波にも対応している時…韓国独島隊員にはメッセージひとつなし(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

慶尚北道慶州市(キョンサンブクト・キョンジュシ)に位置する月城(ウォルソン)原発本部の全景。[写真 韓国水力原子力月城原子力本部]

◇「原発、地震に危険」…韓水原「欧米よりも高い水準の備え」

東海岸に隣接した国内の原子力発電所の耐震設計が充分ではないという懸念もある。古里(コリ)・霊光(ヨングァン)・蔚珍(ウルチン)・月城(ウォルソン)など1980~90年代の原発構造を設計したエネルギー関連の有識者の集まり「原子力の安全と未来」のイ・ジョンユン代表は「多くの原発は地震への備えが不十分」と主張した。イ代表は「過去に設計された原発は地盤加速度0.2g(地震規模、震央位置、地盤の状態により地盤加速度を決定)に耐えられるようになっているが、現在の東南圏の断層構造調査の結果を見ると、東南圏に0.2gを超える地震が発生する可能性がある。今回のように東海に面した日本海域で強震が発生すれば、過去のように数メートルの津波が東海岸に押し寄せる可能性もあり、これに備えなければならない」と話した。

これについて原発施設を管理する韓国水力原子力(韓水原)は東海岸地域の原発は国内の災難状況に合うように備えは整っているという立場だ。韓水原側は「国内原発の耐震設計基準(0.2~0.3g)は地震活動の程度が韓国と類似の米国中東部(0.1~0.25g)や欧州(0.05~0.3g)と比較すると、ほぼ同じかむしろ高い水準」としながら「地震観測以来、最大規模である2016年慶州(キョンジュ)地震(M5.8)当時、月城原発で計測された地盤加速度値も耐震設計基準の半分以下の水準だった」とした。
日本が独島の津波にも対応している時…韓国独島隊員にはメッセージひとつなし(1)

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