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金正恩「韓国を和解・統一の相手と見なさない…核に拍車」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長

北朝鮮が来年の対南政策において「和解」と「統一」の基調はないだろうと明らかにし、来年も南北関係には冷たい風が吹くと予想される。

朝鮮中央通信によると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は30日の労働党全員会議5日目の会議で南北関係に言及しながら「南朝鮮(韓国)を統一の相手と見なさないだろう」と釘を刺した。

金委員長は「不信と対決だけを繰り返してきた苦い北南関係史を冷徹に分析したことに立脚して、対南部門で根本的な方向転換をすることに関する路線が示された。(韓国を)和解と統一の相手に見なすのは、これ以上、われわれが犯してはならない錯誤」と強調した。


続けて韓国に対し「われわれを『主敵』と宣布して、外部勢力と結託して『政権崩壊』と『吸収統一』の機会だけをうかがう一味」と批判しながら「万一の場合、発生しうる核危機事態に迅速に対応し、有事の際に核戦力を含む全ての物理的手段と力量を動員して南朝鮮の全領土を平定するための大事変の準備に引き続き拍車をかけていくべきである」と話した。

一方、26日に始まった朝鮮労働党の年末全員会議は30日に5日目の会議を最後に終えられたものとみられる。



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