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来年3月に韓国に来る「二刀流」大谷の魅力の正体(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
一人の青年がいる。背が高くハンサムで、さわやかな笑顔に性格もよく、卓越した野球の実力まで兼ね備えた青年だ。ドラマや映画でなく実際にこのような青年が存在すれば、どの娘の親もときめくのではないだろうか。

大谷翔平のことだ。ホームランを打ってベースを回る彼の姿は見ている人を微笑ましくする。ある日は打者が全く反応できない速球で、ある日はフェンスをはるかに越える本塁打でスポーツニュースに顔を見せる大谷は、いつの間にかいかなる抵抗感もなく私たちの警戒心を取り払って入ってきた。

大谷が私たちを驚かせたのは12月10日、LAドジャースに移籍しながら報道された10年・7億ドル(約1000億円)という天文学的な契約金額だった。5万ウォン(約5500円)札を積み重ねると漢拏山(ハルラサン)の白鹿潭(ペンノクタム)より高くなるという契約金の記事は大谷翔平が消費される断面を見せている。しかしよく見てみると、大谷の存在は私たちに海外トピックの一つとして扱うにはあまりにも身近になっている。


シンドローム程度でなくとも韓国で大谷は穏やかな波紋を起こす魅力的なメジャーリーガーであることに間違いない。これまで大谷ほど好感を抱かせた日本人がいただろうか。大谷に向かう大韓民国の感情はイチローに抱いたものとは異なる。イチローはサムライというぎこちないペルソナを被って憎たらしささえも感じられたが、大谷は誠実で正しい青年の姿として近づいてくる。しかしこうした民族主義的なプリズムとは別に、大谷には人を引き込む特別な何かがある。その魅力の正体は何だろうか。この質問は大谷に投影された私たちの認識が何であるかを問うのと変わらない。言い換えれば、大谷に対する視線を通じて私たちの社会を読み取ることができるということだ。熱狂せずに微笑ましく隣国の青年を見守る私たちの視線、そこには何が投影されているのだろうか。

最近の言葉で、非現実的に完璧な人物が現実の中に登場した時には「マンチンナム」と呼ぶ。「漫画を破って出てきた男」の略語と理解できるが、大谷は誰が見てもこの言葉のために存在する。容姿、性格、人格、努力、誠実、自己管理、実力など野球選手としてだけでなく、人間が備えるべき徳性を見せる完璧さは「マンチンナム」そのものだ。

このうち最も驚くべき「マンチンナム」の要素は投手と打者を兼ねる「二刀流」であろう。徹底的に分業化された現代社会で投手と打者の兼業自体が無謀な挑戦だが、両方で圧倒的な記録を作り出す大谷の能力は逆説的な意味で時代錯誤的だ。2023年にアメリカンリーグのMVPを全員一致で受賞したというニュースからは、粗雑な漫画のストーリー構成までが感じられるほどだ。出塁率、長打率、OPS、本塁打1位に4つの打撃タイトルを獲得し、漫画で設定するにもきまり悪いほど過度に作為的で虚構的だ。なんとかストーリーの蓋然性を付与した点がひじを痛めたこととと、それによって投手として10勝に終わった成績だ。

メジャーリーグでシーズン10勝・40本塁打を記録した身体的な優秀性は、大谷の性格と自己節制の完璧なキャラクターのための布石にすぎない。「マンダラート」(目標と具体的な細部項目が書き込まれた四角形のチャート)は、彼の完璧性が天賦の能力でなく目標に到達するための計画と絶えない実践的努力の結果という明らかな道徳教科書的な教えに置換され、現実性を感じることができない。「ゴミを拾うことは先に通った人が落としていった運を拾うこと」という彼の言葉はあまりにも倫理的な語録であり、鳥肌が立つほどだ。こうした断片的な話の要素は、大谷の純粋な姿と化学的な反応を起こし、非現実的なリアリティーをさらに強める。

大谷にあふれる関心と愛情は孫興慜(ソン・フンミン)とは異なる。孫興慜を眺める私たちの視線に民族主義のプリズムが入っているのなら、大谷には美学的な賛辞が隠れている。言い換えれば、孫興慜には愛国のにおいがするなら、大谷には美しい青年を眺める美学の楽しみがある。


来年3月に韓国に来る「二刀流」大谷の魅力の正体(2)

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