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教師からホステスへ…20年間逃亡した中国連続殺人犯の最後

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
3歳児を含む7人を殺害した後20年間以上も潜伏した中国の連続殺人犯に対する死刑が執行されたと、中国新京報が19日報じた。

報道によると、中国江西省南昌市中級人民法院は18日、連続殺人犯の労栄枝(女)に対する死刑を執行した。これに先立ち中国の最高人民法院の命令に基づき、1996年から1999年まで労栄枝と恋人の法子英が強盗などの事件を共謀したという事実を最終確認し、死刑執行を承認した。共犯の法子英は1999年に逮捕されて死刑が執行された。

小学校の教師だった労栄枝は最初の犯行当時、ホステスを装って犯行の対象を決め、法子英と共に誘拐して財産を強奪した。2人は江西省南昌で3歳の女児を含む家族3人を殺害し、その後は浙江省温州、江蘇省常州、安徽省合肥市などで追加で4件の犯行をした。2人に殺害された犠牲者は計7人。


1999年に警察との銃撃戦の末、法子英は逮捕されたが、労栄枝は法子英が逮捕される時に残した信号を見て潜伏した。国際指名手配状態でショッピングセンターの店員、飲食店の従業員などとして逃避行為を続けていたが、2019年に中国当局の犯罪掃討作戦で逮捕された。

2021年9月、1審の江西省南昌市中級人民法院は労栄枝に故意殺人罪、強盗罪、誘拐罪などの容疑で死刑と財産没収を判決した。労栄枝は上訴したが、2022年11月、江西省高級人民法院も原審の死刑判決を維持し、最高人民法院に確認を請求した。

死刑執行の後、労栄枝に殺害された犠牲者の娘は新京報に「2019年の労栄枝逮捕からすでに4年が経過した。母の髪は真っ白になった。今日の結果を待つのは容易でなかった」と心境を語った。

犠牲者は1999年に法子英に誘拐された後、殺害された。娘はSNSに載せた映像で家族と共に父の墓参りをしたと明らかにし、「正義は遅くなっても決して欠席しない」と話した。

犠牲者の遺族の弁護士は「死刑執行は予想していた。労栄枝には十分な弁護の機会を与え、法律の公平と公正を見せた」と述べた。



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